【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


*外部サイトからのリンク、コメント、論評等は、管理者の許可を必要としませんので、ご自由に。でも、事後に教えていただけると、嬉しく存じます。

新ホームページ作りました。

政治活動のための、新しいホームページを作りました。


今後はこちら↑のサイトを運用していきます、アクセスよろしくお願いします。

( http://ameblo.jp/kazumakoizumi/ は、機能上の理由で、更新を停止します。アクセスいただいた方、すみません)


2011年1月29日土曜日

県庁総務部長へ猛抗議-事業仕分け人への資料伝達拒否問題 

1月27日に記事にしたこの件について。
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/blog-post_27.html

その前の記事はこれ。
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/blog-post_9327.html

まー納得いかないところがあるのは、読者の皆様も同じと思う。どーして、県庁の中枢てーのは、県民目線で自分を省みることができないのか。で、再質問。

【 事業仕分け人への資料伝達拒否について 】 

総務部長 様

平成23年1月15日乃至16日に貴県が実施した信州型事業仕分けにおいて、仕分け対象事業に関し作成した資料を仕分け人へ伝達してほしいとの住民からの要請を、貴県が拒否されたこのことについて質問したところ、1月25日付けで回答いただき、ありがとうございました。ご回答につき、引き続きお尋ねします。

---貴県回答より抜粋-----------------------------------------------------
仕分け人に県から配布する資料については、公平性・客観性が求められるため、特定の住民団体の資料を県を通じて配布することは行いませんでした。
------------------------------------------------------------------------
1a.「公平性」とは、相対的な概念です。何と比較する場合を想定されているのでしょうか。それを明示願います。
1b.情報公開請求の結果によると、仕分け対象事業に貴県作成による資料は、事前に仕分け人に渡っています。その扱いとの均衡上、不公平が生じているように見えますので、貴職の見解をお聞かせください。
1c.「客観性」について判断する主体は何(または誰)で、その判断の客観性はどのように担保されいてるのかについて、ご教示ください。
1d.住民側資料のどのような主張が、客観性を欠くと判断されたのかについて、ご教示ください。また、その判断についての情報を含む文書について、情報公開請求を検討しますので、その書名をご教示ください。
1e.報道によると、「行政の資料は客観的で、民の作る資料は主観的と言いたいなら、官尊民卑の思想もはなはだしい」との意見が見られます。
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/blog-post_27.html
これに対する反論があれば、お聞かせください。


---貴県回答より抜粋-----------------------------------------------------
また、砂防事業を選定したのは建設部ではありません。県として選定したものです。
------------------------------------------------------------------------
2a.「県」とは、建設部を包含する概念であると思います。建設部による選定であるとの報道を、貴県が否定されるのであれば、建設部と並立する部署を示さないと、論理が破綻しているのではありませんか。また、この回答振りでは、貴県が説明責任を回避しているとの印象を、県民に与えることになりかねないことを、憂慮します。
ついては、貴職に砂防事業を選定した部署について、県民に対し説明責任を果たされるよう、おすすめします。
この勧告を容れていただけない場合は、仕分け対象事業選定の情報を含む文書について、情報公開請求を検討しますので、その書名をご教示ください。


---貴県回答より抜粋-----------------------------------------------------
特定の住民団体の資料を県として提供することについては好ましくないと考えています。
------------------------------------------------------------------------
3a. 「県として」提供せよと、住民団体が要請した点について、確認を求めます。単に資料の伝達を依頼したのではないのですね?


---貴県回答より抜粋-----------------------------------------------------
事業仕分けの事務局が関わらないところで、住民団体から仕分け人に事前に資料を提供するのは、特定の情報だけが提供されることとなり、好ましくないと考えています。
------------------------------------------------------------------------
4a.百歩譲って、貴県が資料伝達を拒む不親切が容認されるとしても、国民が、誰かに、私的に意見を伝えることを「好ましくない」とする貴職の見識に対して、抗議の意を表します。
日本国憲法第21条が保障する、言論と表現の自由を国民が私的に行使するについて、行政が「好ましくない」とする見識を示すのは、不穏当かつ不適切ではないでしょうか。
貴職の釈明を求めます。


---貴県回答より抜粋-----------------------------------------------------
資料提供の件については、パイロット事業での課題として捉え、本格実施での運営の際にさらに検討してまいります。
------------------------------------------------------------------------
5a.資料提供を「好ましくない」ものとして規制し排除するのか、または仕分け人の判断材料の一つとして、積極的に活用するのか。貴職の検討の方向性を、お示しください。

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2011年1月28日金曜日

知事公約は紙っぺらで実現-行革課の(ホスピタリティーの発揮)

長野県知事阿部守一氏は、マニフェスト「信州底力全開宣言」で、職員のホスピタリティーを向上させると約束している。
まーこれに反対できるヒトはいないだろう。問題は、実効を伴う運用。それが、我々長野県職員に投げかけられた課題。
で、知事就任から4ヶ月たってから、行革課と人事課が出した答がこれ。

----------------------------------

22 人第369 号
22 行第 42 号
平成23 年(2011 年)1 月4 日

部( 局) 長
現地機関の長 様
労働委員会事務局長

総 務 部 長

職員の勤務成績評定に関する規程実施細目の一部改正について(通知)

標記について、別添のとおり改正になりましたので、取扱いにご留意いただき適切な運用をお願いいたします。
総務部行政改革課
(課長)倉沢幸一 (担当)***
(略)

総務部人事課人事係
(課長)藤森靖夫 (担当)****
(略)
----------------------------------


勤務成績評定ってのは、要するに管理者からみた職員の成績表。職務遂行力評価の項目を変更するということらしい。
で、色々と資料の添付があって、そこには、こんな一節が。

----------------------------------
【参考】
「信州底力全開宣言」の記述内容
◆県庁職員のホスピタリティー向上
「職員のホスピタリティー、県民のためのサービス向上運動を展開します。毎年全課所室より取り組み内容を決定し、優秀な取り組みを表彰します。また、全庁でノウハウを共有し、行政サービス向上に役立てます。」

※「ホスピタリティー」~大辞泉
「心のこもったもてなし。手厚いもてなし。歓待。また、歓待の精神。」
----------------------------------

なるほど。ホスピタリティーの解説ありがとうございます。

で、新旧の評価項目の対照表があるんだけど。これ↓




右が旧、左が新。「県民への対応」の下に、カッコ書きで「(ホスピタリティーの発揮)」と書かれているだけ。「カッコ書きかい!」と突っ込みたい気持ちは、まーおさえるとして。
その評価基準は、旧来のまま。「○県民(相手方)の意見、要望、苦情から、根本にある背景や原因を正しく洞察し、業務に活かしている。」と一字も違っていない。課長から主事の末端まで、以下同じ。

こ、これはどう解釈すればいいのか。前と変わったのか、変わってないのか。
「適切な運用をお願いいたします。」って、どう運用するのが適切なわけ。小職は、どう振舞えば、評価されて、給料が上がるわけ。

そこで、小職は、職員専用電子会議室で質問した。それに対する行革課の答が、これ。

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タイトル 職員の勤務成績評定に関する規定実施細目の一部改正について本文 平成23年1月4日付けで標記の改正をしました。

改正内容は、職務遂行力評価の県民への対応等の項目に(ホスピタリティーの発揮)の文言を追加したもので、内容には変更ありません。

今回の改正の目的は、
-県民の皆様方にホスピタリティーの精神を持って接することは大切なことでありますが、日常業務の忙しさにまぎれ、その精神を忘れてしまいそうになることもあり、様々な機会をとらえて私ども自身がその意識を保持し続けることが重要だと考え、県民の皆様への親切で適切な対応の必要性を改めて意識していただくもの-
であります。

趣旨をご理解いだきますようお願いします。

所属:行政改革課
氏名:奥原 秀一  ** *
(略)
掲示開始日 2011年01月14日00:00
掲示終了日 2011年02月14日24:00
-----------------------------------------------------------------

「内容には変更ありません」って、あーた。じゃー「適切な運用を」じゃなくて、「従前のとおりの運用を」って書けば?

そりゃねえ、ご説のとおり、「様々な機会をとらえて」こういうことを言うのは、大事だろうけど。それを言うだけのために、わざわざ勤務評定いじったわけ? いいさ、いじっても、実効ある運用にするなら。運用が伴わないなら、いじる意味がない。「ホスピタリティーって大事ですよーみなさん」とでも、知事名とか総務部長名で通知するほうが、よほど腑に落ちる。

まあ、「ホスピタリティーを、職員の勤務評定に盛り込みました」とか、対外的に言いたいんだろうね。その程度に理解する職員がいたとしても、しょーがない。小職? 思いませんよ、そんな不遜な。

小職は、制度を整えるだけでなく、制度に魂を込めて運用するのが、行政であると、力説してきた。例えばこれ↓とか。
http://naganokencho.blogspot.com/2010/12/100.html

要綱とか条例なんて、単に紙に書いた文字列。そのプログラムを、実効あるものとして運用するのが、行政。そんなの、当たり前なんだけど。
わざわざそう書くのは、紙に書いて終わりという仕事が、目につくんだよ。
とりあえず「計画」を紙に書いて、実施できなくても、できているように「実施報告」を、紙に書く。紙さえカタチになっていればいい、という発想の職員子育て支援計画もそう。
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/blog-post_7723.html

紙でカッコつけて終わり、じゃないよね、サービス向上運動って。いつから本格的に始まるのか、楽しみ。 

小泉 かずま(休暇中)
  
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2011年1月27日木曜日

仕分け人に、住民が資料提供してはダメッ-長野県回答。

1月18日に書いた、この件についての目安箱投稿

http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/blog-post_9327.html

総務部長から、回答がきた。
では早速、お披露目。
----------------------------------------------------------------------
Q1.住民団体が仕分けD班の各委員に、『砂防・治山政策の抜本的見直しのための申し入れ書』を、資料として事前配布するように要望したのに対し、これを拒否したのは、事実ですか。
A1.仕分け人に県から配布する資料については、公平性・客観性が求められるため、特定の住民団体の資料を県を通じて配布することは行いませんでした。
----------------------------------------------------------------------

以下、長野県は、「公平性・客観性」というコトバを多用する。小職にはピンとこない。公平性とは、何と比較したときに、公平でないのか。比較の対象が分からない。
長野県サイドの資料は、事前にホームページにアップされていた位だから、仕分け人にも事前に渡っていたんだろう。それは不公平ではないのか。
それからねえ、行政の資料は客観的で、民の作る資料は主観的と言いたいなら、官尊民卑の思想もはなはだしいんじゃね? 行政が客観的にも問題なしとしてきた事業を見直すのが、仕分けの趣旨。実際に「不要」判定が出たのは、行政が主観によって事業を継続していたからで、客観的に必要性が破綻していたからじゃん。
小職は、どちらの資料も、主観に溢れていてよいと思う。それらの資料から、客観的な判断を下す能力がないと、仕分け人を見ているなら、おーきな間違い。

----------------------------------------------------------------------
Q2.その理由として、「他の県民提案事業や市町村提案事業はそういうことをしないのだから、公平でなくなる」からということと、「県民からの提案があったということで、所轄の建設部が砂防事業を仕分け対象に選んだ。だから説明者は県民ではなく建設部、 提案者の県民意見は、建設部が説明の中ですれば良い」からというご判断があったということで、間違いありませんか。
A2.公平性・客観性の観点から特定の住民団体の資料を配布しないこととしたのは、1に記載のとおりです。
また、砂防事業を選定したのは建設部ではありません。県として選定したものです。
----------------------------------------------------------------------

「県として選定した」って、「県」てそれ誰よ(笑)。
小職は、長野県庁の、こーゆーところが嫌い。どの部署が選んだのか、ちゃんと説明できないの? うりうり。

----------------------------------------------------------------------
Q3.仕分け人は、仕分け対象事業について、事前に知識・情報の習得に努めるべきであるという意見があります。この報道が事実であるとすれば、長野県は、仕分け人に、知識・情報を習得していただかなくてよいという考えですか
A3.仕分け人の方には、仕分けに臨むにあたり、仕分け対象事業を十分に理解していただく必要があり、今回のパイロット事業におきましても、多くの仕分け人の皆様は、事前にそれぞれのチャンネルを通じて、事前学習をして来られておりました。
これとは別に、特定の住民団体の資料を県として提供することについては好ましくないと考えています。
----------------------------------------------------------------------

なるほど。で、その理由は、「公平性・客観性」とゆーわけね。
ところで、「県として提供」しろと、住民団体は、言ったのかな? ちょっと歪曲っぽくない? 単に渡しといて、程度のハナシだと思うんだが。

----------------------------------------------------------------------
Q4.住民団体が、長野県に配布を依頼せずに、事業仕分けの事前に、直接各委員に資料を提供することには、問題がありますか。あるとすれば、その明文の根拠をお示しください。
A4.特に、明文の根拠はありませんが、事業仕分けの事務局が関わらないところで、住民団体から仕分け人に事前に資料を提供するのは、特定の情報だけが提供されることとなり、好ましくないと考えています。
なお、今回の資料提供の件については、パイロット事業での課題として捉え、本格実施での運営の際にさらに検討してまいります。
----------------------------------------------------------------------

よし、釣れた。
住民が、私的に、誰かに意見を伝えることが、「好ましくない」ということだね。その「誰か」が、仕分け人だろうが、誰だろうが、これは問題ある考え方じゃないかしらん。
日本国憲法第21条では、言論と表現の自由が保障されている。国民として保障された自由の行使を、行政が「好ましくない」ということじゃないか、それは。
課題として認識するのはいいけど、私的な資料提供まで規制の方向で検討するなら、そのうち裁判沙汰になりかねないと思うが。

----------------------------------------------------------------------
Q5.仮に「他の県民提案事業や市町村提案事業はそういうことをしないのだから、公平でなくなる」との長野県のご判断があったとして、事業仕分けにおいて、仕分け人の当該事業における知識の深さと、異なる事業ごとの仕分けの条件をそろえることとでは、どちらが優先されるべきであるとお考えですか。
A5.単にどちらが優先される問題ということではなく、県として配布する資料については、公正性・客観性が求められるものであると考えています。
Q5a.また事前配布しないことが適切な事業仕分けの運用であると判断したのは、長野県ですか、それとも仕分けのコーディネーターですか。
A5a.長野県の判断です。
Q5b.そもそも、2班体制で、異なる人員により仕分けが行われたわけですが、これは条件が公平ではないから、仕分けは失敗であったということになるのでしょうか。
A5b. 質問の内容は、次元の異なるものと考えますが、2班体制を前提に、県内有識者については、対象事業に造詣の深い者を、また、県民委員については、それぞれの希望する分野の班に参加をいただいておりますので、失敗であったことにはならないと考えております。
----------------------------------------------------------------------

----------------------------------------------------------------------
Q6.仮に「県民からの提案があったということで、所轄の建設部が砂防事業を仕分け対象に選んだ。だから説明者は県民ではなく建設部、提案者の県民意見は、建設部が説明の中ですれば良い」との長野県のご判断があったとして、他の県民・市町村提案を含め、実際に長野県側が提案者の意見を説明したのでしょうか。
A6.仮定の内容については、事実誤認があります(2の回答を参照)が、事務局として、県民・市町村提案を含む対象事業については、県としての選定理由を作成し、仕分け人の皆様に事前にお送りしております。
Q6a.またそれが適切な事業仕分けの運用であると判断したのは、長野県ですか、それとも仕分けのコーディネーターですか。
A6a.長野県の判断です。
----------------------------------------------------------------------
何か事実誤認があったらしい。それが何なのか、よく分からんのだけど。

行革課は、何をもって仕分けの成功と考えていたのか。県の事業が生き延びることをもってか、仕分け人に十分な判断材料を与え、客観的・中立的な判断ができることをもってか。

そのヘンからして、よく分からん。

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2011年1月23日日曜日

信州型事業仕分けコーディネータのブログ発見

B・D班のコーディネータを務められた、厚木市の課長さんのブログを発見。
信州型事業仕分けについて、ばっちり所感を述べられております。

「過去の「事業仕分け」ではここまでの規模の公共事業がテーブルに上がるケースは少なく、特に全国的に見ても指折りの砂防ダム実施県で本事業がテーブルに乗った事自体を評価すべきと思います。」
とか。

http://blogs.yahoo.co.jp/hidearai01/7394583.html
http://blogs.yahoo.co.jp/hidearai01/archive/2011/1/15
http://blogs.yahoo.co.jp/hidearai01/archive/2011/1/17
http://blogs.yahoo.co.jp/hidearai01/archive/2011/1/19
http://blogs.yahoo.co.jp/hidearai01/archive/2011/1/20
http://blogs.yahoo.co.jp/hidearai01/archive/2011/1/22


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書くって辛いッす

小職は、書くのが好き。
長野高校では、文芸班(長野高校では、部を班と呼ぶ)に属して、詩など書いておった。文章を、あーでもねーこーでもねーと、ひねくり回すプロセスが楽しく、苦痛に感じたことはなかった。
好きだから、ブログを始めたわけだしね。これなら、続けられるだろうと。

ここんとこ、書くのが辛い。と言っても、書きたくないんじゃなくてね。書こうとパソコンに向かうんだが、筆が進まない。これじゃだめだ、伝わらない。伝えたいことは何だっけ。伝えるほどの価値があるのかな。などと色々雑念が生じて、まとまらない。
それでも不思議なことに、書かなきゃという気持ちは、切れない。
 

まーそーゆー苦悩の果ての文章の割りには、大したコトないとか、そーゆー突っ込みは、なしでお願い。


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2011年1月22日土曜日

フィギュアの無料イベント連チャンです-庄司理紗・藤澤亮子ちゃんが来る!?

高校選手権に続き、全国中学体育大会(全中)フィギュアスケート大会が、開催されます。
http://homepage3.nifty.com/skating-nagano/

平成23年1月29日(土)~1月31日(月)
長野市若里公園多目的スポーツアリーナ(ビッグハット)

中学生って言ってもレベルは高いですぜ。出場選手の全ては、ホームページにもまだ載ってないけど、有料練習の予約表を見ると、次のような選手の名前が。

庄司理紗
2010全日本ジュニア優勝
2010全日本5位・新人賞
2010ジュニアグランプリファイナル4位

藤澤亮子
2009全日本新人賞
2008ジュニアグランプリファイナル2位

小職は、去年も一昨年も、この大会は観た。去年なんか、村上さんと羽生くんが出たんだよ。
今年は行けるかなあ。高校選手権も行きたかったけど、結局観られなかったんだよね。

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2011年1月20日木曜日

長野県庁の職員募集に赤信号-はい、人事課ネタです。

小職の大のお得意様。アクセス稼ぎのドル箱。長野県庁人事課から、特定事業主行動計画実施状況報告の疑義に対する回答あり。
経緯は、この辺、参照されたし。

http://naganokencho.blogspot.com/2010/11/blog-post_12.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/11/blog-post_22.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/11/blog-post_3675.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/12/blog-post_15.html
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/2.html
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/3_12.html

下にコピペしとくけど、答えが投げやりになってるね。E2なんて、意味が分からない。読者に、精妙な「お役所マジック」的なレトリックをお見せしたかった小職としては、やや残念。

あのね。人事課さんも、このブログ見てるでしょうから、書いておくけど。

アクセスを解析すると、【長野県庁VS小役人】は、公務員試験を目指して勉強中の学生さんたちが、結構見に来ているフシがある。
そりゃそうだ、一度就職すれば長く世話になるんだから、その役所の文化とか雰囲気とか、リサーチするのは当然だよね。今日日、その程度の情報収集もできない学生だと、困るし。
以下は、このサイトを見た学生さんの感想(ただし小職によるシミュレーション)

「あちゃー。長野県だめだよ。職員子育て支援計画、実行できてないのにごまかして報告して、そこをツッコまれても、逆にいばっちゃって。人事課、全然悪びれてない。こんな職場じゃなあ。こんな人事課に、人事マネジメントされるんじゃなあ。準政令市の長野市に、第一志望変えておくか」

一度、公務員試験受験情報のサイトから、相互リンクのオファーがあったけど、断った。長野県庁に、生きのいい新人が来てくれないと、小職だって面白くないからね。

来年受験してくれるのが、ネットで情報収集することを思いつかないような、質の高ーい学生さんたちばかりだったとしても、それは小職の責任ではないから。
見る人に感動を与えるような、長野県にぜひ入庁したいと思わせるような回答も、人事課はできたはずなのに。そうしなかったのは、小職ではなくて、貴課。

今からでも遅くはない。ホスピタリティあふれる回答、見せてね、人事課さん。
1月1日付けで、給料上げてくれて、ありがとう、人事課長さん。
でも、そんなことより、県民からの目安箱の質問に、誠実に答えてくださいね。

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「前期長野県特定事業主行動計画」について

送信日時: Thu 01/20/2011 17:38:08 JST

長野県総務部総務参事兼人事課長の藤森靖夫と申します。

「信州・フレッシュ目安箱」にお寄せいただいた、「前期長野県特定事業主行動計画」についてのご質問に順次回答させていただきます。

C1 前期計画には実現可能でないものは盛り込まれておりません。

1b 関連性はございません。なお、先日も御回答申し上げましたとおり、「長野県職員子育て支援プラン推進委員会」は、「長野県特定事業主行動計画策定・推進委員会」として前期計画期間中設置しております。

C2 該当する文書はありません。

E1 前期長野県特定事業主行動計画の推進は、人事課を事務局とした推進委員会全体で取り組んできており、担当者個人に関する質問への回答は控えさせていただきます。

E2 お問い合わせの内容が、前期長野県特定事業主行動計画に対する事務的な内容のため、課長名としております。従いまして公文書はございません。

以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、総務部人事課人事係 宮原 渉(電話直通026-235-7032 FAX026-235-7395 E-mail jinji@pref.nagano.lg.jp)までご連絡をお願いします。

平成23年(2011年)1月20日
総務参事兼人事課長 藤森 靖夫
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小泉かずま

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「もしドラ」岩崎夏海氏に話を聴いた

2010年最大のベストセラー「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(もしドラ)の著者、岩崎夏海氏の講演を、1月12日、山ノ内町で聴いた。―ちょっと古い話で、スミマセン。

向かって左が岩崎氏

大企業や政治が頼りにならず、一人一人が経営者として自らをマネジメントする社会が到来し、日本はその先駆的な回答を示すだろうというような趣旨の、どちらかというと楽観的とも思えるお話。
うーん。確かにそういう自覚ができてきた人もいるだろうけど、まだまだ相対多数ですらないんじゃないかなあ。みんな、上にすがって、上がなんとかしてくれるのを、待っている。

自分で何とかするといえば。
阿部知事に出したメールの内容を、想起した。
去年の9月だったかな。当時、知事は、職員との対話集会を開こうとしていたんだよね。で、

「そういうことは、田中知事以降行われているが、縦割り横割りの排除につながっていない。なぜかといえば、知事の側から職員にアプローチするからだ。職員の末端から、この種の集会を、自発的に企画するようにならなければならない。ついては、小職に企画させろ」

という趣旨のメールを、2度ほど送ったと思う。知事が何とかしてくれるという発想では、ダメなんだよ。自分らで変えるという意識を持たなきゃ。
以前、こんなことも書いたね↓
http://naganokencho.blogspot.com/2010/09/re.html

で、いまだに返事を待っている(笑)

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2011年1月18日火曜日

資料提供拒否の真偽等について―信州型事業仕分け

長野県の目安箱に、質問を投げた。
信毎の報道は見ていたが、へーそーなの、程度に考えていた。
北山早苗氏のホムペを読み、これが事実とすれば、なんだか長野県のリクツはよく分からんと、改めて思った次第。

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総務部長様

次の通り、フレッシュ信州・目安箱あて質問しますので、よろしく回答ください。

平成23年1月16日に実施された信州型事業仕分けの対象事業となった砂防事業について、次のような2011 年 1 月 12 日付け報道があります。

「昨日、県民提案で仕分け対象に採択された砂防事業(公共)について、提案者である住民団体が「仕分けD班の各委員に、昨年暮れ(12月27日)に知事へ提出した『砂防・治山政策の抜本的見直しのための申し入れ書』を、資料として事前配布するように」と、建設部長と仕分け事務局の総務部長宛に要望した。
『申し入れ書』に書かれている事が、仕分け対象にと提案した理由だが、県は仕分け人に配布を拒否している。」
「私も、年明けから何度も「県民の提案理由を仕分け人に渡すべきと」担当の行政改革課に言って来た。行革課では、「他の県民提案事業や市町村提案事業はそういうことをしないのだから、公平でなくなる」とか、「県民からの提案があったということで、所轄の建設部が砂防事業を仕分け対象に選んだ。だから説明者は県民ではなく建設部、 提案者の県民意見は、建設部が説明の中ですれば良い」と言う。

(北山早苗氏ホームページから引用)
http://sanae.voicejapan.net/back/back_no_print/1294823122.html

この報道内容についてお尋ねします。

1.住民団体が仕分けD班の各委員に、『砂防・治山政策の抜本的見直しのための申し入れ書』を、資料として事前配布するように要望したのに対し、これを拒否したのは、事実ですか。

2.その理由として、「他の県民提案事業や市町村提案事業はそういうことをしないのだから、公平でなくなる」からということと、「県民からの提案があったということで、所轄の建設部が砂防事業を仕分け対象に選んだ。だから説明者は県民ではなく建設部、 提案者の県民意見は、建設部が説明の中ですれば良い」からというご判断があったということで、間違いありませんか。

3.仕分け人は、仕分け対象事業について、事前に知識・情報の習得に努めるべきであるという意見があります。この報道が事実であるとすれば、長野県は、仕分け人に、知識・情報を習得していただかなくてよいという考えですか。

4.住民団体が、長野県に配布を依頼せずに、事業仕分けの事前に、直接各委員に資料を提供することには、問題がありますか。あるとすれば、その明文の根拠をお示しください。 

5.仮に「他の県民提案事業や市町村提案事業はそういうことをしないのだから、公平でなくなる」との長野県のご判断があったとして、事業仕分けにおいて、仕分け人の当該事業における知識の深さと、異なる事業ごとの仕分けの条件をそろえることとでは、どちらが優先されるべきであるとお考えですか。
5a.また事前配布しないことが適切な事業仕分けの運用であると判断したのは、長野県ですか、それとも仕分けのコーディネーターですか。
5b.そもそも、2班体制で、異なる人員により仕分けが行われたわけですが、これは条件が公平ではないから、仕分けは失敗であったということになるのでしょうか。

6.仮に「県民からの提案があったということで、所轄の建設部が砂防事業を仕分け対象に選んだ。だから説明者は県民ではなく建設部、提案者の県民意見は、建設部が説明の中ですれば良い」との長野県のご判断があったとして、他の県民・市町村提案を含め、実際に長野県側が提案者の意見を説明したのでしょうか。
6a.またそれが適切な事業仕分けの運用であると判断したのは、長野県ですか、それとも仕分けのコーディネーターですか。

小泉 かずま
 
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「信州型」事業仕分け-付け足し

今回のボランティアによるネット中継協力と、その視聴者、ツイートした全ての人々に対し、長野県は、感謝のコメントを 発信するべきだ。今回の仕分けが成功したと評価されるとすれば、それは彼らのネット上の活動による処が、大きい。
ありがとう、また今度もよろしく。今、そう言っておくことが、次回のネット上での盛り上がりにつながる。

てな感じで、県の職員電子会議室に投げた。

小泉かずま
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2011年1月17日月曜日

これが「信州型」事業仕分けになるか―ツイッター連動型でした

15日、16日と、長野県初めての事業仕分け、無事終了。
小職は、NPO法人信州SOHO支援協議会による中継視聴と、会場傍聴もしてみた。
USTREAMの中継見ながら、ツイートしようという呼びかけが、ツイッター上から広まっていて、小職も参加。なかなか楽しかった。ハッシュタグは、 #NaganoShiwake 

講評で、「仕分けと同時に、ツイッター上での議論が見られたが、これは今までになかったこと」との趣旨のコメントが。案外、そうなんだね。小職、正直言って、ツイッターの何がいいのか、今まで理解が浅かった。今回みたいな、リアルタイムな意見交換には、いいメディアだと認識した。

仕分けのコーディネータが、「ツイッターで入った意見だが」と、小職のツイートと思われる意見を紹介したのは、意外で、驚きだった。そんな運用するなんてハナシ、告知されてなかったから。コーディネータの後でパソコン見てたヒト、そういう係だったんだ。でも、面白い試みだね。


自発的な、ツイートまとめサイトが出現。

「「信州型事業仕分け松本会場編」をトゥギャりました。」
http://togetter.com/li/89940

「「信州型事業仕分け長野会場編」をトゥギャりました。」
 http://togetter.com/li/89927

映像のアーカイブも、ボランティアベースでの提供。

A,D班→
http://www.ustream.tv/channel/naganoshiwake1

B,C班→
http://www.ustream.tv/channel/naganoshiwake2

ネット中継の視聴者は、両日で9000人以上いたらしい。

信州型事業仕分けって、何が信州型?という問いに対する答えのヒントが、今回、見えてきたんじゃないかな。IT技術を使った、インタラクティブな、参加型の仕分けのあり方が。しかもボランティアとか、民間からの自然発生的なツイートによる議論。...まあ次回から、中継は、ボランティアの厚意をあてこんではいけないとは、思うけど。





最後にあいさつした知事は、高揚感がありあり。ツイッターで、突っ込まれまくってた。
予算を綱渡りで通し、年度内に仕分けが実施できて公約を実行できたことが、嬉しかったんだろうね。

仕分けに関わったひと、参加したひと、皆様お疲れ様でした。

小泉かずま

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2011年1月15日土曜日

提案は葬るためにある-その五・どこまで続くぬかるみぞ

前回までのあらすじ)-------------------------------------
長野県内FC(フィルム・コミッション)から、県施設のロケ撮影への協力を訴えられた小職。関係者間の調整に奔走。本庁管財課担当者から、OKの内示を得た。
しかし、政策調整の窓口としてアテにしていた産業振興課(観光担当)の反応が、イマイチ。知事への直接提案の結果、窓口は、産業振興課観光係と決まったが、事業が実施されない...
------------------------------------------------------------
http://naganokencho.blogspot.com/2010/09/fc.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/10/blog-post_13.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/12/blog-post_29.html
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/blog-post_04.html

平成16年1月20日、上田・松本・諏訪・長野の各FCに参集いただき、県施設の撮影協力事業について説明する小職の計画は、「このような事業が整いつつあります」程度の説明しかできずに終わった。折角お集まりいただいた各FCには、本当に申し訳ない。

平成16年3月19日、知事の田中康夫氏と、経営戦略局長から、通知があった。





経営戦略局長通知では、以下のように述べられている。
「原則として、撮影を許可することとして取り扱うこととしました。手続きは「撮影許可」とし、個別に許可を判断することといたします。」
「...件施設の利用については、各財産管理者(教育委員会、企業局等含む)あてに撮影協力について総務部、商工部が連携し、通知により協力を依頼します。また、市町村担当者とも連携していきます。なお、経費については、同協会予算により対応してまいります。」

...小職としては、概ね納得できる内容ではある。ただ、時間がかかりすぎ。新規に条例を作れとか、予算をつけろというハナシではない。財産関係の法規の、運用でできることなのに。
「経費については、同協会予算により対応」というのも、なんだかねえ。同協会とは、長野県観光協会のことなのだけど。協会の予算で対応しろなんてハナシ、観光協会の当の担当者であった小職は、全く聞かされていない。そもそも、県の事業を、外郭団体の予算で実施するというのは、法令上クリアできるのか?
まー、人件費だけでできる事業だから、いいけどさ。この期に及んで、まだこの程度の完成度なのか。もうすぐ、平成16年度だという、この時期に。

3月25日、小職は提案者として、知事から表彰を受けた。小職が欲しいのは、そんなものではなかったのだが。

(まだまだ続くっ)

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長野県仕分け本番

長野県の事業仕分けが、始っています。
このページ↓ から、USTREAMによるインターネット中継へのリンクがはってあります。
 http://www.pref.nagano.jp/soumu/gyoukaku/shiwake/shiwaketop.htm

皆で視聴しましょー。
 今日は大雪だし、現場に行かなくてもリアルタイムで様子が分かる、こういうサービスは嬉しいね。感謝

ちなみに、明日の仕分け対象「デジタルアーカイブ」について、小職の記事はここ↓
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/blog-post_09.html

小泉かずま


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残念なお知らせ-高等学校スケート競技大会(長野市)

信毎と【長野県庁vs小役人】で報道されて(?)、長野県民の関心がようやく高まってきた高校総体・全国高等学校スケート競技大会。

先日書いた「フィギュアスケートのエキシビションが『無料』の情報」のアクセスが好調なんで、情報追加。ただしフィギュア限定。

さて、いきなり残念なお知らせ。全日本4位の羽生結弦選手が、棄権。理由:四大陸選手権の調整のため、だそう。まーそりゃーしょーがないねえ。観たかったけど。
他の主な選手をピックアップしてみると:

特別強化選手
今井 遥

強化選手A  
田中 刑事
後藤亜由美

強化選手B
板井 郁也
野添 紘介
中村 智(長野県!)
鈴木 潤
中村 愛音
西野 友毬
押川ロアンナ紗璃
河野 有香
上野 沙耶

あー、リンク探して貼るの疲れた(笑)。漏れがあったら、許してね。

日程等の詳細な情報は、ここ↓
http://ihskate.2-d.jp/htdocs/?page_id=13

会場でウロウロしてる小職見かけたら、声かけてくださいまし。

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2011年1月12日水曜日

長野県庁人事課のお役所マジックを崩す3

昨日の続き。
奥さんが、長野県庁の目安箱で再質問。

----------------------------------------------------------------------
人事課長 様

長野県職員子育て支援プラン前期計画(平成17年度~21年度)の、実施状況について、引き続きお尋ねします。

これまでの、貴課の回答を、次のようにまとめました。

1b 同プラン:「次世代育成支援対策に関する職員に対する情報提供や意識啓発」及び「プランの実施状況の把握とそれに基づく計画の見直し」といった、「プランの策定と推進に必要となる」役割を果たすべき「長野県職員子育て推進委員会」を設置。

平成21年7月に至るまで設置されませんでした。その一方で、人事課長回答によると、21年7月まで同委員会を設置しなくてよいとする、貴県の意思決定も、なかったとのことです。

2a 同プラン:「子育てに関する知識や経験を有する者のうちから、任命権者ごとに「子育て相談員」を指定((略))し、(略)職員に対しての周知を行います。子育て相談員は、子育て中の職員等の仕事と家庭の両立などに関する相談に応じます」

人事課長回答によると、「子育て相談員については、指定は行いませんでした」とのことです。

3a 同プラン:「子育て中の職員等を対象として、子育てと仕事の両立方法等について、子育て経験者や子育て相談員等を交えた情報交換会を開催します」

人事課長回答によると、「情報交換会については、開催には至りませんでした」とのことです。

4a 同プラン:「育児休業又は部分休業の取得率アップを図ります。具体的な目標数値は、各年度の当初に前年度までの状況を踏まえて設定していく」

人事課長回答によると、「目標数値については、具体的な数値設定はしておりません」とのことです。

5b 同プラン:「庁内託児施設については、アンケート結果を踏まえながら、さらに詳細な意識調査、需要調査を実施し、現状を十分把握した上で、設置の必要性や設置場所等について検討を進める必要が」ある。

人事課長回答によると、「組織だった意識調査や需要調査あるいは現状の十分な把握までは至って」いないとのことです。

C2 人事課長回答によると、「後期プランでは進捗管理をより的確に行い、プランの着実な推進に取り組んでまいります」とのことです。

そこで、伺います。

C1 前期計画には、実現可能でないものも、盛り込まれていたということでしょうか。
なお、前回も同じ質問を投げかけましたが、貴職の回答は、質問に対応するものとなっていません。「結果として」できたかどうかを問うてはいません。
シンプルに、Yes または Noでお答えください。

1bについて:
「長野県職員子育て推進委員会」が、平成21年7月に至るまで設置されなかったことと、2a乃至5bの計画実施不備の状況との、関連性について説明願います。

C2について:
実際の進捗管理は、どのように行われているのでしょうか。前期・後期計画のそれぞれについて、計画実施に関する進捗管理状況について、情報公開請求を検討しますので、それらの情報を含む文書の、書名を教示願います。

E1
前期計画のご担当者は、人事異動により計画期間の途中で、何人か交代しておられることと拝察します。各ご担当者が、人事課から転出された後の異動先と、異動前後の役職について、それぞれご教示ください。なお、各ご担当者の氏名まではお尋ねしていませんので、念のため申し添えます。

E2
(1)「信州・フレッシュ目安箱」実施要領では、「回答者名は、原則として部局長」と定めています。今までの私への回答が、この原則から外れ、人事課長名である事情について、説明願います。
(2)総務部長名によらず、人事課長名の回答でよしとする、総務部長決裁があるのでしょうか。そうだとすれば、情報公開請求を検討しますので、それらの情報を含む文書の、書名を教示願います。


----------------------------------------------------------------------

できなかったら、「できませんでした」と、素直に実施状況報告に書くべき。
誤魔化そうとするのを、小職は正しているだけ。

結果として一部実施に至らないものもありました」というヒトゴトのような一言が、責任感の欠如を物語っている。責任を回避したつもりなんだろうけど、小職はそういう体質そのものを問題としていることに、気がついてくれていないらしい。であるから、E1、E2の、余計な質問となった。

目安箱も、広報。県民の信頼を得る広報になっているかどうか。ここでも、それが問題になる。広報課が、ディレクターとして、人事課だろうがどこだろうが、「こんな広報じゃ、だめ」って、言わなきゃ。

小泉 かずま

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フィギュアスケートのエキシビションが『無料』の情報

(長野県職員用電子会議室投稿を再掲)

長野県が主催者に名を連ねる、第60回全国高等学校スケート選手権大会が、1月17日から20日の 日程で開催されます。フィギュアスケート競技会場は、長野市ビッグハット。

スケート連盟の強化指定を受け、ジュニア・シニアの国際大会で活躍する選手も、多数出場。今季、 シニアのグランプリシリーズに初参戦した、今井遥選手とか。 平日の開催だけど、閉庁後でも駆けつければ、18・19日の男子ショートとフリーは観られます。
17日は、夕刻から女子の公式練習だけど、公開するのかな?

一日だけ休暇を取って観るとすれば、20日がおすすめ。女子のフリーと、入賞者のエキシビション が観られちゃいます。エキシビまで観られるのは、かなりお徳。
入場料のアナウンスがないので、多分、タダで自由席。フィギュアのアイスショーやエキシビ観よう と思ったら、少なくとも数千円必要。いい席なら、一万二万は当たり前。早く行って、いい席とりま しょ。

つーわけで、長野県の主催試合を、皆で観戦して、選手を応援しましょー。 詳しくはこちら↓。

http://22naganosoutai.sakura.ne.jp/

こういうニュースを、職員に知らしめる「庁内広報」も、大事だと思うぞ。 小職の広報は、フィギュアしか対象としないけど、スピードもホッケーもあるし。 高校生の応援をすることも、ホスピタリティの向上じゃん?

小泉 かずま
 
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2011年1月11日火曜日

長野県庁人事課のお役所マジックを崩す2

前回までのあらすじ--------------------------------------
国家的課題であり、長野県も総合計画で対策を掲げる少子化問題。「次世代育成支援対策推進法」では、企業等各種団体に、行動計画の策定を義務付けている。長野県も、特定事業主として、計画策定と、実施状況の公表は、義務。
ところが、長野県の実施状況報告は、実績がないのにも関わらず実績をひねり出す、「無から有のお役所マジック」であった!?

http://naganokencho.blogspot.com/2010/11/blog-post_12.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/11/blog-post_22.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/11/blog-post_3675.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/12/blog-post_15.html
--------------------------------------------------------

昨年のクリスマス・イブの日に、人事課から回答が来た。イブなのに、野暮な仕事させて、気の毒なことしたね。
次に引用。

--------------------------------------------------------
差出人: 人事課<jinji@pref.nagano.lg.jp>
題名: 「前期長野県特定事業主行動計画」について
送信日時: Fri 12/24/2010 17:09:19 JST

小泉 様

長野県総務部総務参事兼人事課長の藤森靖夫と申します。

「信州・フレッシュ目安箱」にお寄せいただいた、「前期長野県特定事業主行動計画」についてのご質問に順次回答させていただきます。

1a ご質問いただきました公文書はありません。

5a 先に回答しました全国調査は、ご質問の『「庁内託児施設について」、「アンケート結果を踏まえながら」の「さらに詳細な意識調査、需要調査」』を行うための準備の一環として実施したものです。これ以外には該当する文書はありません。

5b 前期プラン期間中においては、全国調査や職員からの要望・意見を伺う場において意見等を伺ってはいますが、組織だった意識調査や需要調査あるいは現状の十分な把握までは至っていませんので、今回の実施状況に記載をしていません。
また、このため後期プランにおいて、これについて引き続き実施してまいります。

C1 前期計画に記載された事項の中には、結果として一部実施に至らないものもありました。後期プランでは進捗管理をより的確に行い、プランの着実な推進に取り組んでまいります。

ご不明な点がございましたら、総務部人事課人事係 宮原 渉(電話直通026-235-7032 FAX026-235-7395 E-mail jinji@pref.nagano.lg.jp)までご連絡をお願いします。

平成22年(2010年)12月24日

総務参事兼人事課長 藤森 靖夫
--------------------------------------------------------

再質問は、改めて書こうかな。

小泉 かずま
 
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2011年1月9日日曜日

県庁内にある水平の壁-仕分け対象事業について公文書開示請求

1月16日に実施される事業仕分けの対象の一つとして、「長野県デジタルアーカイブ推進事業」がある。

事業仕分け
http://www.pref.nagano.jp/soumu/gyoukaku/shiwake/shiwaketop.htm

長野県デジタルアーカイブ推進事業
http://digikura.pref.nagano.lg.jp/

この事業については、思うところがあったので、関係する全ての情報開示を求めたところ、一部を除き公開決定があった。7日、閲覧してきた。

んー、なんか、阿部知事の言う「長野県庁内の壁」を感じる結果だったなあ。この場合、縦割りでなく、「横割り」の壁。部署間の壁でなく、県庁組織のピラミッドの各ステージの間にある、水平方向の壁。

デジタルアーカイブを推進する構想が持ち上がった平成18年当時、長野県職員イントラ会議室(JSN)で、情報政策課が、職員一般に対して意見を求めたことがあった。政策形成の議論にJSNを使おうというのは、もともと想定された使い方ではあるのだが、金輪際なかったことなので、記憶している。

小職は、長野県の作成した行政情報のドキュメントこそ、アーカイブとして保存するべきだと主張した。また、民間にすでにある同種の事業-八十二文化財団のような-と競合すべきでないとも論陣を張った。

結局、議論は期待したほどに深まることはなかった。何をアーカイブの対象とするべきかという、入り口論についての意見を募りながら、一方では既に情報政策課には増員が配置され、庁内にワーキンググループを立ち上げていたからだ。増員が配置されるという、事業の既定路線が敷かれているのに、何をアーカイブの対象とするか未定とは、どういうことだ? 同課の意見を求める意図が分からず、議論は迷走した。
同課は、WGの途中経過を報せると言いながら、そうすることもなかった。イントラ電子会議室の議論も、尻すぼみになった。

今回、公文書を閲覧して、その理由が、ようやくわかった。

デジタルアーカイブの推進は、トップダウンの指示によるものであったのだが、そのトップのビジョンが明確に伝わっていなかったのが、迷走の原因らしい。SBC(信越放送)が、当時の腰原副知事に企画を持込み、やる気になった副知事が、情報政策課にその推進を指示した。ところが、情報政策課は、副知事の意図を図りかねたようだ。

エライ人に、「あのー、どういう方向性で行けばいいのでしょうか」と、訊き直すことも憚られるし、変な方向に進めて後で怒られるのも恐い。かと言って、何もしないわけにはいかない。WGでも立ち上げておけ-そういうことだったのだろうと、小職は解釈した。

稟議書「『長野県デジタルアーカイブ』について」は、18年11月21日に決裁され、WG立上げにGoサインが出ている。
だが、あーでもねーこーでもねーと議論をこね回すばかりで、会議は踊るされど進まず、の状態に。WGを6回ほど重ねると、会議の目指すところが分からなくなった等の意見が、公然と噴出するようになる。副知事も、推進を指示したのに、進展が見られないことに業を煮やしたか、5月17日、情報政策課に、レクチャーを求めている。

Wonder沖縄」を目指し、それを超えるもの
長期的に(20年から50年)に取り組む観光に使えるもの
但し、あまりカネはかけるな

という趣旨の副知事の指示が出て、やっと議論は転がり出す。
まー意地悪な言い方をすれば、腰原副知事が待ちくたびれて、次の具体的な指示を出すまで、半年もの間、時間を稼いでいたということ。気軽に、副知事の時間が空いているときを捕まえ、自分から相談することもできなかったのだ。エラい人と話すのが、恐れ多くて。

村井前知事と話す機会があったが、こんなことを言っていたことを思い出した。

「自分がレクチャーを聴くときは、課長が説明して、担当者が後に控えている。質問して、課長が答えられないと、担当者がメモを書いて、課長がそれを読む。直接担当が答えればいいではないか」

そのとおりだと思う。まー村井氏も、そう思うなら、職員にそういうメッセージを、広く流すべきであったとは思うけど。
ことほど左様に、知事や副知事と話すことは、恐縮に耐えないという風潮が、長野県庁には、ある。ばかばかしー。特別職に敬意を払うことは勿論必要だが、こんなのは前時代的。

阿部知事は、暇があるときに、庁舎内をぶらぶらして、末端の職員に声をかければいいのに。それが、横割りの壁を壊すいちばんのクスリになる。

ところで、副知事の意向が示されてからの、デジタルアーカイブ事業の推進状況は、なかなか見事なものと、小職には思えた。それまで経験のない事業を、一から組み立てる苦労のほどが偲ばれる。
長野県庁における審議会の運営は、行政の示す方針の追認に終わる、形式的なものもあると聞く。が、デジタルアーカイブ推進協議会では、意欲的な議論・提案が行われていた。周知や、利用推進のためのイベントも開催されていて、自ら汗をかいている。
で、実際のデジタルアーカイブを観ても、マジメな収蔵ぶり。渋い資料のオンパレードだね。民間で、こういう仕事ができるだろうか...などと、ついつい不遜な考えも、浮かんでしまう。
小職は、「Wonder沖縄」を超えるという副知事の指示は、実現されたと思う。

行政が、デジタルアーカイブに取り組む意義については、次のような考えもある。

「なぜ,国家規模のアーカイブが行われるかというと,それが民主主義や情報公開のベースとなるからである.

欧米では,自国に不利な場合でも,その事象に関連する物を保存したり,データの再検証などを行い,後世に情報を伝えるというスタンスがとられている.しかし,日本は,第2次世界大戦をはじめとして,過去を清算してしまうところがある.ビジネスになるかどうかはまだわからないとしても,そのあり方を見直していくことから,デジタルアーカイブの発展は始まるのかもしれない.」
「通信&メディア研究会会報111号」

長野県がデジタルアーカイブを、今後も継続して推進する意義は、あるのではないか。仕分けを前に、そう考えた。

小泉 かずま
 
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2011年1月8日土曜日

3万ページビュー突破

読者の皆様のご愛顧をもちまして、【長野県庁vs小役人】は、昨日、3万PVに至りました。やたー。ありがとうございます。
現在、月間で1万PVのペースで推移してます。
今後とも、ご支持をお願いします。

小泉かずま

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2011年1月7日金曜日

下村県議会議員、勇退へ

1月6日の信濃毎日新聞によると、下村氏が、今期限りで議員を引退するとのこと。小職は、彼の行く末を注視していたところ。
http://naganokencho.blogspot.com/2010/12/blog-post_27.html

信毎によると、「同氏の後援会関係者は『支持者からは次の出馬に否定的な声もあった。自己破産が引退を決める一因になったと思う』と話している」とのこと。

2月の定例県議会が、まだある。自己破産したからって、それが何。堂々と臨んでもらいたい。

小泉 かずま

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推薦図書『たぁくらたぁ』-長野県庁・長野市役所職員は読むべし

面白い雑誌、めっけた。


信州発の小さな出版社「オフィスエム」の『たぁくらたぁ』。
http://o-emu.net/

ほとんど長野市内のみで、流通している(多分)。A5判。64ページ。400円。表紙は、クロと黄の二色のみ。



巻頭特集が、信州ならではの(?)、「尖閣問題」だよ。この感覚が、すごい。ローカルなジャーナリズムに留まるつもりがない。売るつもりもない(きっと)。
続く特集が、「『ハコもの』執着度をチェックする」、「どこへ行く長野県政」。

あくまで硬派。ラーメン屋の広告も、クーポンも、読者アンケもない。ひたすら、彼らの信じる道を往く。こんなローカル雑誌が、片田舎で、季刊22号を数えるというのは、奇跡じゃないか。さすがに、信州の出版文化は、奥深い。あれ、奥深くないってことにしたんだっけ?
http://naganokencho.blogspot.com/2011/01/blog-post_02.html

ま、まあこの『たぁくらたぁ』は、奥深いということで。
何か、感覚が小職に近いんだよね。行政をカンタンに信じてはだめ。自分でチェックしていくべし。そういうスタンスが。
新聞が書かない情報が得られる点も、【長野県庁vs小役人】に近い。って、同列に並べちゃうけどさ。
いいなあ。連載させてくれないかなあ。

版元の「オフィスエム」が出してる本も、渋いなあ。「チェルノブイリからの伝言」とか、写真集「大糸線『キハ52』の見える風景」とか。

というわけで、小職の処女出版は、信濃毎日新聞の出版部か、オフィスエムがいいなあ。そこがダメなら、講談社か、文芸春秋でもいいや。まー出すかは、アチラさんの判断だし、まだ何も書いてないけど(笑)。

※ たーくらたあってのは、長野県の方言で、「おばかさん」という程の意味。語感が、日本語ぽくなくて、カッコよくない? これがもっと、ばかの程度が激しくなると、最上級の、たーくらてすとになる(ウソ)。

小泉 かずま

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2011年1月4日火曜日

提案は葬るためにある-その四・駄目押しも空回り

前回までのあらすじ)-------------------------------------
長野県内FC(フィルム・コミッション)から、県施設のロケ撮影への協力を訴えられた小職は、関係者間の調整に奔走し、本庁の管財課担当者から、OKの内示を得た。
しかし、県庁サイドの政策調整の窓口としてアテにしていた産業振興課(観光担当)の反応が、イマイチ。知事への直接提案の結果、経営戦略局の担当が付くことになった。
------------------------------------------------------------

平成15年12月26日。小職は、提案担当として当てられたK主任と連絡を取った。K主任は、田中氏の秘書を務めたこともあるという。実は、年が明けると、観光協会に来て、小職の上司となることになる。当時は日替わり人事と言われるほど、異動が頻繁にあった。それはともかく。

K主任によると、産業振興課とは、県施設の撮影協力事業の窓口を、同課内に置くことで、調整がついているとのこと。

で、年が明けて1月8日、新しい上司となったK氏とともに、産業振興課で打ち合わせ。
16.1.8 打ち合わせ記録

当時の観光振興主幹(現観光企画課長)は、明言している。
「窓口は、産業振興課観光係で担当する」と。

小職は、1月20日、県内各フィルムコミッションの担当者に参集いただいて、連絡会議を企画し、メインの議題として、県施設の撮影協力事業を予定していた。
最初に提案書を書いたのが9月。それから季節が変わり、年も明けた。もうカタチにしても、いいでしょ。駄目押しのつもりで、問う小職。

「この事業提案についても、説明したい」
「了解」

と主幹。小職は安心したのだが。

結局、1月20日には、「このような事業が整いつつあります」程度の説明しかできなかったのだ。

(まだ続くっ)

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2011年1月2日日曜日

信濃毎日新聞・主筆論説に疑義-「信州文化は奥が深い」のか?

48万部。県内普及率60%。長野県内で圧っっ倒的な世論形成力。それが信濃毎日新聞。「考」は、主筆の中馬清福氏の連載コラム。

昨日、年頭掲載の、その「考」の内容に、小職は違和感を覚える。以下、冒頭を引用。

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「考」144 「信州文化はなぜ奥が深いか」
-担い手は地域の住民-

幕末から明治まで、この国は薩摩・長州・土佐・肥前の4藩出身者が支配した。
失礼ながら、どの藩も円熟した文化からは遠かった。といって土着の伝統文化をそれほど大事にしたとも思えない。政権を担うと西洋の文明・文化の模倣に躍起になった。
明治以降、信州も西洋の文明・文化の導入に励んだ。だが信州人は伝統の継承に努め、割合に上手に接ぎ木した。
信州文化は奥が深い-他県人である私がそう思う。
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4藩にゆかりのある地域の出身者が読めば、激怒しそうな書き出しだ。「失礼ながら」と断りの一筆を入れれば、許容される類の内容では、ない。真実、非礼な書きぶりでないか。
失礼ながら、小職は、これらの地域に比べて、長野県の文化が特段「奥深い」ものとは、思えない-信州出身である私が、そう思う。

そもそも各地域に固有の文化に、浅薄・深奥の差があるなどという説は、今日ではとうに廃された思想であると思っていた小職は、大変に驚いた。4藩の文化も信州のそれも、どれが浅薄で深奥であるなどという差は、ないはずではないか。小職は、平等主義の観点から、そう言うのではない。言えるのは、それぞれにユニークな文化があるという事実だけである。

中馬氏は、4藩について、言う。
「土着の伝統文化をそれほど大事にしたとも思えない。政権を担うと西洋の文明・文化の模倣に躍起になった。」
信州については、こう言う。
「信州も西洋の文明・文化の導入に励んだ。だが信州人は伝統の継承に努め、割合に上手に接ぎ木した。」
これが、「信州文化は奥が深い」とする、理由であるらしい。だが、西洋の文明・文化の導入について、一方は「模倣に躍起」とこきおろし、他方は「上手に接ぎ木した」とする論拠は、氏のこのコラムを読む限りでは、判然としなかった。
ことによれば、氏は他の著書で、そのような根拠を示しているのかも知れぬ。あるいは、明白な論拠が、氏の念頭にはあるのかも知れぬ。百歩譲って、そうであるとしても、「考」で明示できないのであれば、そこでそう書くべきではない。

中馬氏は、西洋文化の導入過程の巧拙についての論証を省略する一方で、信州文化の奥深さの例示として、長野県の出版状況を示す。氏によれば、「県内の出版社は80を超すという。大変な数である」とのことだ。本当だろうか。
検索すると、このような情報を、入手できた。

長野県 出版社数27 占有率0.66%(2007年7月12日出版業界紙「新文化」)
http://www.1book.co.jp/001198.html

出版社の数え方は、出版社の定義にもよるだろうから、「80を超す」という中馬氏の主張を、直ちに虚言であるとまで、言うつもりはない。しかし、3倍も違うというのは、一見して違いすぎる。氏の根拠とする出典は、何だろうか。そして、他都道府県と比較したとき、本県はどのような状況なのだろうか。
都道府県数47分の1は、約2%にあたる。だが、長野県の占有率0.66%は、やはりその3分の1に過ぎない。これだけで見ると、残念ながら、数の割には頑張っているとも、言い難いのではないか。

中馬氏の、長野県の出版文化を評価する気持ちは、分からないでもない。長野県の出版文化は、奥深いものであるかもしれない。他の都道府県と同程度に、だが。

ある地域の文化が、他に優越しているなどと、我々は決して語るべきではない。旧大陸に比べて、新大陸の文化が劣っていたことはなかったし、かつてアジアの盟主を自任して大東亜共栄圏を築こうとした国は、そうする天賦の才ある神州ではなかった。
そう語られたことは、あるかもしれないが。

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平成23年1月3日付記
長野県出版協会加盟出版社数は、25社。
http://www.shinshunohon.net/

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2011年1月1日土曜日

知事とツイート-広報・縦割り・女性参加について

12月30日から、31日にかけて、ツイッターで長野県知事阿部氏と、やり取り。

前職に比べれば、はるかに阿部知事にはよい印象を持つ小職。漁夫の利の幸運に恵まれてのこととはいえ、仕分けの予算も議会を通した。
前職は、仕分けは必要なしと言っていたからね。
ちなみに、仕分けについての小職の考え方は、ここ
http://naganokencho.blogspot.com/2010/12/100.html

ツイッターでは、ついつい辛口になるけど、期待しているからこそ。
そもそも、大晦日のぎりぎりまで、ツイッターで答える政治家が、県内に何人いるだろうか。そういう意味で、彼は、彼と長野県のブランドイメージを、変えつつある。それが、どの程度成功するかは、まだ分からないけれど。

というわけで、以下につぶやきのまとめと、小職の更なるつぶやきを付記。

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kazumakoizumi 小泉一真 @
例えば、知事ブログ開始にしても、プレスリリースがホムペ上に見当たらない。県の発信力・広報センスに疑問。 RT @k1*********** ...余程の事がなければどの年齢層も県庁サイトには行きません。受動的な「広報」より能動的な「宣伝」が肝心かと。... @shuichi_jp
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shuichi_jp あべ守一(あべしゅいち) @
@kazumakoizumi 県民の皆様と県行政とのコミュニケーションのあり方は、つぎはぎ的改善ではない抜本的再構築が必要ですね。建設的なご意見を期待。
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◎ 建設的な意見をという、このフレーズ。前にも使われた。ちゃんとプレスリリースせよという意見は、建設的でないのだろーか。で、またカチンときた小職。

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kazumakoizumi 小泉一真 @
では。ホムペに関して、広報課は、広報のディレクターとして機能を果たすべき。現状は情報のとりまとめ役以下。知事ブログは、各課に記事を書かせるのではなく、広報課が取材して書くべき。 RT @shuichi_jp ...建設的なご意見を期待。
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shuichi_jp あべ守一(あべしゅいち) @
@kazumakoizumi ご意見に感謝。ただ、知事ブログを各課が記事を書くなどどいうことはありませんよ。面白みもないし、余計な仕事を増やすことにもなってしまう。
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kazumakoizumi 小泉一真 @
なるほど。お手並み拝見します。但し、プレスリリースは出すべきでした。知事会見で信毎が書けば、アクセス殺到するものでもなし。4日に出すとしても、宣伝は貪欲に。 RT @shuichi_jp ご意見に感謝。ただ、知事ブログを各課が記事を書くなどどいうことはありませんよ。...
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◎ おお。知事ブログを、各課に書かせることはないと、言質を取ったぞ。本庁の皆様、見てる-?(笑) 広報課が、自分で広報コンテンツを作るということでいいのかな? 楽しみ。

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kazumakoizumi 小泉一真 @
PRは、創造的な専門職。お役人様が事務の延長で広報を考えるから、自ずと限界がある。適材適所の人員配置または外部からの登用もありかと。 RT @k2********** 。この人が安全というなら安心だと思える、"人材育成"を。 @shuichi_jp
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kazumakoizumi 小泉一真 @
そのとおり。広報とはブランディングでもあるよね。貴職、技術職じゃなくて広報やれば。 RT @k2********** 日頃の業務が常にPRだということも意識したいですね。そして何より信頼を失わない。信頼を得るにはどうするか? @shuichi_jp
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◎ k2**********氏(仮名、というか仮アカウント)とは、ハナシが合う。公務員らしからぬ意見の持ち主。
広報=情報周知という段階の発想しか、広報課周辺にはないと思う。だが、宣伝=ロイヤルティ向上という発想だって、あってしかるべきなのだ。ここまで手を広げるのは、現状の広報課には無理。ブランディングを手がける企画課との連携、というよりは、企画課の監修が必要じゃないかな。


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shuichi_jp あべ守一(あべしゅいち) @
@k2********** 社会全体が蛸壺化、縦割り化している現状を変えねば。県庁や学校はもとよりいろいろなところで、コミュニケーション能力が重要に。
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kazumakoizumi 小泉一真 @
まあそうなんでしょうが、まず足元の県庁から。縦割りを廃すとは、貴職の前職も前前職も言っていたし、腰原氏が知事でも言ったでしょう。必要なのは言葉でなく成果。行動。 RT @shuichi_jp 社会全体が蛸壺化、縦割り化している現状を変えねば。...@k2**********
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◎ 12月28日の記者会見でも、知事が話題とした、「組織内の壁」。タイムリーなキーワードが出たので、覚悟の程を試す小職。

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shuichi_jp あべ守一(あべしゅいち) @
@kazumakoizumi 様々な垣根を越えて多部局や、県民の皆様の様々な活動と連携することを職員の皆様には期待しています。皆さんの仕事の姿勢としても、また一人の県民としても。その時に感じる課題を教えていただきたい。
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◎ 政治家の能力に感心するのは、こういうとき。巧妙・微妙に論点をずらしつつ、切り返す。フツー(ではないか)の公務員の小職には、意図してできない技。

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kazumakoizumi 小泉一真 @
140字では無理。小職のブログを読んでください。http://naganokencho.blogspot.com/ RT @shuichi_jp 様々な垣根を越えて多部局...と連携することを職員の皆様には期待しています。...その時に感じる課題を教えていただきたい。
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◎ 小職のこれも、卑怯な逃げ方かも(笑)。語りつくせないから、ブログを読めと。でも、今日は、そんなこと議論したいんじゃないんだもんね。
もう一度、しつこく追い討ち。真剣に、縦割り排除を考えているなら、答えられるはず。

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kazumakoizumi 小泉一真 @
縦割り排除の要は、貴職の前職も前々職も言及。貴職のそれは、彼らと何が違うのですか。就任4ヶ月経て、何も変わってません。縦割りで死にかけたという貴職の貴見拝聴したいです。RT @shuichi_jp
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◎ 「縦割りで死にかけた」というのは、阿部知事得意のトーク。難病に罹患して、総合病院内の各診療科をたらい回しにされても、病名が特定できなかった。ところが、ある施術所で、診断がついてしまった。施術所で総合的・横断的に診てもらえなかったら、命を落としたかもしれない。これと同様のことが、社会や役所でも...というわけ。
命をかけて得た教訓であるなら、縦割りの矯正に、真剣に取り組んでいただけるのではないかと、小職は期待している(のだが)。まだコメントはない。

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shuichi_jp あべ守一(あべしゅいち) @
@n******* 女性仕分け人、公募に手を上げていただいた女性が少なく残念。女性の皆さんの積極的参加を今後は期待。女性の参加に向け改善すべき点があれば、ご意見を。
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kazumakoizumi 小泉一真 @
仕分けの間、託児できるといいですね。RT @shuichi_jp ...女性の参加に向け改善すべき点があれば、ご意見を。@n*******
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◎ こういう視点は、阿部知事ならではと思う。このような問題について、ブレーンストーミングが、職員イントラ掲示板などで、縦割りを廃して、できるようでなければならないはず、なのだが。

-明けまして、おめでとうございます。
今年も、【長野県庁vs小役人】をよろしくご支援くださいませ。
 
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