【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


*外部サイトからのリンク、コメント、論評等は、管理者の許可を必要としませんので、ご自由に。でも、事後に教えていただけると、嬉しく存じます。

新ホームページ作りました。

政治活動のための、新しいホームページを作りました。


今後はこちら↑のサイトを運用していきます、アクセスよろしくお願いします。

( http://ameblo.jp/kazumakoizumi/ は、機能上の理由で、更新を停止します。アクセスいただいた方、すみません)


2010年8月31日火曜日

ちょっと飛ばし過ぎかも

昨日、職員専用電子会議室に、書き込んだ。大略次のとおり。

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『職員の皆様へ』

「次世代育成支援対策推進法」上の特定事業主行動計画(前期)公表については、一週間程度のうちに、中間報告的な情報を、皆様にお知らせできると思います。

人事課さんが、ルールを守ってくれれば、という前提条件がつきますが。

公表を行うのは、人事課さんになるか、小職になるか、まだ分かりません。小職としては、皆様と同様、人事課さんが説明責任を果たされることを、望んでいます。

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「目安箱」に投書してあるから、一週間程度あれば、回答は来ることになっているのだけど。どうかなー。法律に抵触してるぐらいだから、ルールを守ってくれるか心配。
妻が、投書したということは、既に人事課は知っているはず。小職から発表されては、面目さらに潰れるよね。
今からでも、自ら説明責任を果たすという発想に、立ってほしい。それが普通のことなんだから。

でもさ。それでどうなるんだろ。
人事課には、小職への恨みだけが残って、説明責任て、やはり大事だよねという、小職の強調したいことなんかには、無自覚のまま、なのかも。

職員からも、何のリアクションもないだろうし。小職のやっていることって、意味があるのだろうか。
そう思ったら、落ち込んできた。
まずい。最近、いろいろ手を広げて活動してるけど。広げすぎかも。息永く、できるように、ちょっとセーブしよう。

だれか、このブログにも、コメントつけてくれないかなあ。一言で、いいんだけど。

ここまで読んでくれて、ありがとう&お疲れさまでした。
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2010年8月29日日曜日

広報課長にお手紙

長野県が、自慢してよい施策の一つに、「信州・フレッシュ目安箱」がある。「フレッシュ」の文字が、意味不明でダサいが、しょーがない。田中康夫の言語感覚とは、こういうものだったのだから。
で、広報課にメールすると、5営業日以内に、回答が返ってくる。長野県ホームページにも掲載される。素晴らしいでしょ。その割には、あまり活用する県民はいないみたいたけど。

で、この制度を利用して、広報課長にお問い合わせのメールを、「妻が」送った。例の、人事課の、法定義務違反容疑について。以下引用。

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広報課長 様

次のことについてお尋ねしますので、お忙しいところを恐縮ですが、ご担当部署のご回答の労を執られるよう、お願い申し上げます。

1.長野県職員子育て支援プラン(前期)について

このことについて、貴県ホームページ上を検索しましたが、見つかりませんでした。他の自治体の例を拝見すると、過去の取組み状況についても、サイトを通じた情報公開に 努めている例が、多いようです。 少子化対策は、国民的関心の対象となっていることを考え合わせると、貴県におかれても、同様の姿勢をとられては如何でしょうか。

2.長野県職員子育て支援プラン(前期)実施状況について

「次世代育成支援対策推進法」により、貴県は、特定事業主として、「毎年少なくとも 一回、定事業主行動計画に基づく措置の実施の状況を公表しなければならない」こととされております。
このことについて、貴県のホームページ上を検索しましたが、見つかりませんでした。サイト上の掲載の存否と、掲載されている場合のURLをご教示ください。また、ホーム ページ以外の媒体による公表の時期と方法について、ご教示ください。
法定義務である以上は、公表されていないということは有り得ないこととは存じますが 、万が一公表されてこなかった場合は、改めて実施状況について、ご教示いただくと同時に、公表の労をお執りください。また、公表しなかった理由を、お示しください。

3.貴県の認識について

少子化対策は、国家的課題であると同時に、長野県中期総合計画でも対策されている重要課題と承知します。であるからこそ、職員子育て支援プランが策定されているのであり、これは県庁職員のみの問題ではないと認識しますが、誤りがあれば正してください 。

4.実施についての、県庁内の連携について

人事課が所管する職員子育て支援プランの実施にあたっては、企画課の所管する長野県次世代育成支援行動計画「ながの子ども・子育て応援計画」と整合している必要があると考えますが、この点について誤りがあれば正してください。
そうであるとすれば、職員子育てプランの実施について、当然両課間の連絡調整が必要であるわけですが、どのようになされているか、ご教示ください。

以上、よろしくお願いします。
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ウチの奥さん、恐いでしょ(笑)。まー自分も子育てしてるし、色々とネットワークのある人で、こーゆーこと厭わない人だから。

4は、人事課のやってることはどーもアテにならないので、企画課のチェックが入るようにしてほしいとの、思惑から、書いてもらった。

職員全員が見られる電子掲示板で、小職は疑問を呈した。当然、全職員に関わる問題だし、同じ電子掲示板上での、全職員に対する回答を、人事課には望んでいたわけ。そうしてくれていれば、職員掲示板の中で、問題は終わっていた。小職だって、長野県が法定義務に違反しているなんて話、今更外に向かって公表しろなんて、言ってない(この時点では)。まー人事課がそうしたいなら、勿論いいことだし、そのうち小職以外に気がつく県民が、現われるかもしれないけどね。

まーしかし、人事課は、小職の上司を使って、もみ消すことを選択したわけだ。人事課に公然と疑義を呈するその勇気に、長野県庁官僚主義が、報いる方法がこれ。事なかれ主義。

なんで、身内の話を、マジメに聞いてくれないのか。マジメに扱ってくれないのか。それが小職には、悲しい。

情報を独占して、人をコントロールするなんてのは、10年前に廃れた統治モデル。今や、情報公開請求があり、目安箱がある。ネットが発達し、ブログという、パーソナルな報道手段さえ登場した。

職員同士の内輪の話として、かたをつけるつもりがないなら、他に色々と手段がある。ただ、遠慮して、それを使ってこなかっただけ。で、小職は、その遠慮を捨てる決心をした。

情報公開請求と、目安箱を使えば、県庁内から発言するより、はるかに早く効率的に、リアクションを引き出し、県庁を変えられる可能性がある。そんな悲しすぎる現実は、小職にとって認めがたかったし、そんな体質の組織に属していると、信じたくもなかった。

外圧をかけて、強いて何かを変えても、本当の解決にはならない。でも、自発的な変化を期待しても、この先何も変わりゃしないだろう。

小職のやってることは、根本的な解決にはならない。ベストの方法ではないかもしれない。間違っているところも、あるかもしれない。

それは、分かっている。じゃ、どうすればいいんだ?

ひとつ救いがあるとすれば、小職のやっていることは、県民の利益には反していないということだ。これは、自信をもって言える。
 
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2010年8月28日土曜日

追っている件

今、小職が、長野県行政について、関心を持っている件について、触れておこう。あまり詳細に書いてこなかったし、今も書けないけど。手の内は、全部は明かせないからね。

1. 価格表示制度について

田中知事の時代に、平成17年、導入された。彼のシンボリックな政策のひとつ。ガソリン価格が、正しく店頭表示されていない現状を、改めるのが、主目的。長野県の定めた様式で表示すると、県が価格表示店舗として認定し、公表する。

長野県による、平成17年消費者アンケート調査では、 96.1%が、店頭価格表示すべきとしている。また、消費者団体の90%が、県が店頭表示を促進すべきであると回答している。

私見では、田中時代の数少ないまともな政策であり、成果。知事が代わっても、取りやめるべき理由は思いつかない。まー、業界と癒着しているなら、別だけど。

担当部署との電話で確認したところでは、制度はまだ生きている。ところが、今、機能していない。機能していないどころか、意思をもって、潰しにかかっているように見える。現在、価格表示制度とか、認定店舗公表に関する情報は、長野県のホームページ上で、見つけることができない。また、これに関連する施策推進を、消極的姿勢に転じる際、職員に対して行った説明に虚偽があった疑いがある。

この施策は、経費をべらぼうに要する類のものでは、ない。なんで、フェードアウトさせようとしているのか、正直、小職には、分からない。政治的意図か、業界との癒着か、単なる怠慢か。
いずれにしても、長野県の消費者保護行政が、消費者寄りではなく、業界寄りだとの批判は、成立しそう。


2. 「次世代育成支援対策推進法」に基づく特定事業主行動計画について

このブログで既に報じたとおり、人事課は法定義務である、年に一度の実施状況公表を、行っていない。ということは、計画作っただけで、公表できるような実施状況でなかったと、想像できる。


まー、価格表示もそうだけど、仏作って魂入れずの、長野県庁官僚主義の典型。人事課といえば、仕事ができるエリート集団と思っていたから、小職にとっても衝撃的だった。この程度の仕事ができないで、他人の仕事の評価をするのだから、実に理にかなった人事が、長野県庁では行われてるわけ。

少子化対策という、国家的課題が、こんな程度の取組みで流されているのも、ショック。他の施策も、推して知るべし。って県民は思うのではないのかなあ。


3. 種々オンラインシステムの、利活用状況
ITの時代だから、種々システムを組むのは、当然としても。公金を投入して作られたシステムが、有効に利用されているのか。また、有効利用の促進について、どの程度真剣に、取り組んでいるのか。費用対効果をきちんと見込んでいるのか。

「システム組みました。覚えるのが面倒。紙の方が慣れている。だから使いません」

万が一にもそんなことがあったなら、民間なら、そんなの、許されない。それで放っておくのは、経営者としてのセンスが疑われるべき。設備投資したなら、必ずそれに結びつく成果を出さないと、株主が黙ってないはず。



-以上は、小職の私見・憶測が入っていることを、強調しておく。
詳しくは、情報公開請求に対する公開決定があったときに、事実に基づいて、また書く。



今、外部との連携を、模索している。

一人じゃ、やはり苦しいんだよ。かといって、県庁内部に、小職に同調する馬鹿がいるとも思えない。
でもねえ、外部ったって、公務員だから、政党となんか組めないし。偏った団体とも組みたくない。
昨日、一件、電話した。うまくいくといい。このブログに、興味を持ってくれた。

でも、うまくいくということは、組織と同僚を売るということでもある。

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2010年8月26日木曜日

人事課と対決

「人事課は法定義務を果たしていない-んじゃないか。
というわけで、人事課あて次のようなクレーム。

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『ご回答、副所長を通じて承りました。ありがとうございました。

貴課が、私たち職員に対して、自ら説明責任を果たす考えのないことも、よく分かりました。職員子育て支援プラン策定、プランに基く支援相談員設置及び実施状況公表については、副所長が責任を負うているわけではないと存じます。

電子会議室に投げた質問に対して、堂々と回答できないということも、明瞭に小職に伝わりました。

つきましては、貴課には色々と事情もおありと拝察しますので、以後、小職が、個人として、僭越ながら貴課の説明責任を補完していく所存です。これは、敬愛する副所長を巻き込みたくないためでもありますので、左様ご理解ください。

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解説が必要だね。これは、「次世代育成支援対策推進法」についてのこと。

この法律は、要するに、少子化の進行を、社会が食い止めるための法律。国、地方公共団体、事業主が、行動計画を作るように定められている。
で、長野県は、特定事業主として、「毎年少なくとも一回、定事業主行動計画に基づく措置の実施の状況を公表しなければならない」。これが、行われていない。

なんだ、そんなこと。って思わないでほしい。民間の事業主にだって、この法律で義務が課せられているのに、シメシがつかないじゃん。
少子化つーのは、国家的課題。長野県だって、総合計画で、対策してるのにさ。

ふとしたことで、小職は気付いてしまった。プランに書かれたことって、きちんと実施されているのか、怪しいと。だから、職員電子掲示板で、質問したわけ。
当然、電子掲示板で質問するということは、職員全員で、そのテーマを共有したいという思いがある。

「ちょっとおかしいことがあるみたいだけど、事情があるなら、フランクに、話そうよ。事情がなくても、ごめん、これからしっかりやります、って言えばいいじゃん。だって職員同士だもん」

小職は、電子掲示板でたびたび疑問を投げかけているけど、すべてそんな気持ちで投げている。で、殆ど毎回、裏切られる。即ち、黙殺、だね。

今回は、小職にもこどもがいるし、このブログはじめるほどに、問題意識が向上しているしで、人事課長あてにメールした。電子会議室に、こんなこと書いたから、回答してくれと。
そしたら、職場の副所長あてに、お前、あいつに説明しとけと、お鉢が回ってきたらしい。

あのねー。人を介して、小職に回答すりゃーいーってもんじゃないでしょー。問題を矮小化すなっ。全職員の問題だろ。こちとら、名前を出して、人事課に疑問を投げかけるとゆー、ハイリスクな行為に及んでいるんでい。対等になさいよ。少しは敬意払えよ。小職は、ごみか。

とゆーわけで、行動計画の実施状況について、「妻が(笑)」情報公開請求中。どれだけ実施できてるのかねえ。心配だよ。
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2010年8月25日水曜日

自分を鼓舞するが

長野県庁 VS 小役人。

小職が、"VS" の対象としている県庁とは、知事では、ない。こーいっちゃーなんだが、知事とは、外部要因だ。時期が来れば来て、時期が来れば去る。
そりゃー指揮命令は、受ける。だけど、職員は、定年まで奉職するし、何千人といるのだ。この、何千という惰性の力は、大きい。
笹舟を千曲川に流してみる。棒でつついて、ちょっと方向を変えてみることはできる。しかし、結局川の水は、日本海に注ぐ定めにある。

知事によって、職員の本質的な体質改善は、できない。

田中康夫は、かなり激烈な変革を、県庁にもたらした。その次の村井仁は、オーソドックスな行政に戻したが、その分触れ幅も大きかった。知事は大きく変わった。
しかし、変わらなかったものがある。職員の、体質だ。

事なかれ主義。横並び主義。縦割り主義。形式主義。

小職が、対峙していかなくてはならないと考えるのは、こういった思想だ。これらは、そのときどきの知事が持ち込むのではない。我々の内に、既に内在しているのだ。

しかし、県庁組織にあって、同じ組織の職員と対立軸を講じていくというのは、かなり辛い作業だ。

あなたが自治体公務員だろうと、会社員だろうと、この辛さは分かってもらえると思う。あなたが否定するのは、あなたの同僚なのだ。あなたが正論を吐くほど、顧客よりの立場を訴えるほど、あなたは孤立し、陰で馬鹿だと言われる。この際、正しいか正しくないかは、問題ではない。彼らは、正しいのが何であるかには関心がないし、理解もできない。自分たちと同じか、同じでないかが、彼らにとって問題なのだ。

しかし、あなたは気づいてしまった。何が正しくて、どうあるべきなのかを。それを示すことができるのは、あなたしかいないのだ。

そのとき、あなたは、どうするだろうか。何千人とともに、流れていくのだろうか。それをよしとせずに、大河の流れを変えようと、もがいてみるだろうか。

どちらも地獄だ。

これは、小職にしかできない。使命なのだ。そう自分を鼓舞してみる。
もう、あと少しで、小職は、本当に、県庁の敵になるかもしれない。もどるなら今だ。
戻れば、宿舎で、妻子が意地悪されるんじゃないかとか、心配することもない。

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2010年8月24日火曜日

企画課から返信あり

長野県ロゴの使用許諾を求めて、手続き中。
メールが来た。

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この度申請された「長野県ロゴ・キャッチフレーズ」の使用につきまして、 ブログのイメージを添付して頂きましたが、使用可否の判断のため、もう少 し詳しく、このブログの内容についてお教えください。    
・このブログ開設の趣旨    
・開設の時期    
・今後、このブログにどのような内容を掲載していくのか。  
メモのようなレベルのもので結構です。 お手数ですが、よろしくお願い 致します。
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おー警戒してる(笑)。
じゃ、メモのようなレベルで、返信。

ブログ開設趣旨:長野県にまつわる事象に関する情報の発信
開設の時期:許諾ありしだい
今後、このブログにどのような内容を掲載していくのか: ブログ開設趣旨に同じ

お役所仕事的な、返事でしょ。まー質問には答えてるからね。求めた答と違うとすれば、質問が悪いのよ。
もー開設してるわけだけど、開設してると書けば、URL教えろと来るだろうから、めんどう。だから、このような返信にしておいた。ほんとに調べたいなら、手がかりはあるんだから、自分で検索してね。

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これだから、お役人は

自分で役人やっていて言うのも何だが、役人て礼儀を知らない。
出先の窓口に立つ職員には少ないが、本庁の人間は、そういう傾向が強いのかな。

今、情報公開請求中の部署のひとつが、情報公開・私学課。その名のとおり、長野県の情報公開の担当部署でもあるんだけどさ。情報公開を通じて、県民と接触しているんだから、さぞや洗練された振る舞いだろうと、期待していたんだけど。

行政サービスの対価として、根拠不明朗な金子を、要求された。というのは、公文書開示のコピー代が、一枚10円なんだけど。任意の資料提供にも、10円払えという。

「公文書のコピー代10円は、情報公開条例に書いてありますが、任意でご提供いただく資料は、条例の埒外ですよね。10円請求される根拠はなんですか」

と確認を求めた小職。だってさー、リーフレットなんか、任意で、無料で提供してるじゃん。
結果として、小職の主張が通ったわけだけど。「すみませんでした」の一言もなし。

「要らないお金を要求したときは、謝るものではないでしょうか」

とメールに書いても、知らんふり。謝罪はスルーしながら、用事があるから、電話しろときたよ。
いいんだよ10円くらい払っても。根拠があるなら。でも根拠無く、「役人が」カネを請求したんだぜ。分かってるのかなあ、そのへん。人事課にチクッてみようかしらん。

で、別の情報公開・私学課の職員。運転中に、携帯に電話をかけてよこした。

「すみません、今運転中です」

フツーそう言えば、あ、すみませんね、掛け直します、とか言うものでしょ。「運転中です」「切らせていただきます」と、3度も4度も訴えたのに、切らせてくれない。

県民の生命・安全を、軽視していると言われても、しょーがない。


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2010年8月22日日曜日

長野県ロゴの使用許諾申請

このブログに、長野県のロゴを貼ることを思いついた。




ロゴは、企画課が管理していて、商標登録済み。知的所有権対策ばっちりというわけで、こういうのは、本県としては珍しい。

使用については、申込書を提出して、使用許諾を取得する必要がある。
個人のブログで使いたいと申し出るケースは、多くないと思われるんだけど。どうかな。

小職は、県庁内ではそれなりに悪名高いので、許諾がおりないという事態も、想定中。そしたら、行政不服審査ですね♪

ロゴは、こんなの↓ これは使用じゃなくて、引用。引用ならば、許されるはず(と思った)。

(ロゴは削除しました)

2010年8月21日土曜日

情報公開請求 戦略とテクニック

長野県庁に情報公開請求している、長野県庁職員の小職。またちょっとしたネタを見つけたような手ごたえがある。所管する部署の対応を見て、来週あたりに、新たに請求しようと思う。

情報公開請求書の書き方を考えるのも、なかなか楽しい。
慣れているヒトは、コツとゆーかtipsとゆーか、が、自然と身につくのだろうけど、小職はまだ初心者なので、そーゆーものがない。
検索しても、そんな情報は見当たらなかった。じゃー思いつくまま、書いちゃうか。


請求しても、文書がなければ、「不存在」つまり存在しないとだけしか、答が返ってこない。これは痛い。避けたい。
でも、情報開示する側としては、「不存在」とは、なかなか便利なコトバなのだろう、と思う。

『この文書、出したくないなあ。開示できないと回答すると、その理由をつけなきゃならないけど、なかなか適当な理由が思いつかないし。審査会にかけられると、結局開示しろ、と言われるかもしれないし。いっそ、探したけど、「不存在」でした、とゆーことにしちゃおうか。「不存在」に対する反証なんて、できないだろうし。「不存在」なら、審査会にもかけられないしさ』



あ、長野県庁でこういう不正が横行しているというわけではないですよ。一般論として、ロジックの問題として、可能性として、です。
血液製剤に関する情報のファイルは存在しないと明言しながら、当時の大臣が一喝したら出てきたなんていう、厚生省の事例も、ありますしね。

で、「不存在」対策として考えられるのは、こんなところかと。

1. 「不存在」と言えないよね?
これがないのは変でしょ、ないわけないでしょ、ないこと自体が問題でしょ。といえる文書。たとえば、法律・条例上の手続きとして定められている通知・報告・計画等々。
請求する側が、よく勉強している必要がありますね。

2. 先回り作戦
「不存在の場合は、不存在の理由または請求趣旨に見合う資料を、任意で提供してくださるようお願いします。その際、日付と資料作成機関名称を、明示してください」

お役所に保存文書がなくても、何らかの反応がほしいときは、こんな文句を請求書に書き足しておくと、よいかも知れません。「不存在」に対する備えを、予め講じておくというわけです。
「そんなことを書いてはいけません」とは、お役所も言いづらいでしょう。
さらに、保存文書のコピーではなく、資料提供ということは、コピー代も不要と判断される可能性もあります。
実際、小職は粘って、10円まけさせました(笑)。
まーしかし、任意ですので、提供はお役所の厚意です。出してくれない可能性もあります。

3.「不存在」と言わせよう
「先回り作戦」とは、ちょうど反対の発想。文書不存在、つまりそういう仕事はしてませんでした、と言わせるのが目的。だから、ピンポイントでせまった方が、いいですね。
例えば、あなたが、「○○事業の必要性は薄い」ということを論証する資料を集める目的で、情報公開請求するとしたら。

○○事業開始に先立って調査した諸外国の類似事例、民間で実施することとした場合の研究資料、学識経験者意見聴取資料とか。
あまりいい例ではないですが、田舎の自治体で、いちいちこんなことしないでしょう。でも、これらの請求項目と、開示結果を対照して見せれば、なんとなく「準備が十分でなかったかもなあ」、程度の感想を、読者にインプットできるかも知れません。


4.「不存在」上等!
情報公開請求の大半は、もしかするとこれかも。文書公開目録には見当たらないけど、この中に、こんな文書がありそうな気がする、あればもうけもの。なくてもいいや、不存在上等!
でも、目録の保存年限を見て、あきらめたことはないですか。

「あちゃー。ちょうど昨年度末で、保存年限切れてる。だめだ、請求しても無駄無駄」

無駄、じゃないかもしれません。お役所のスペースに余裕があれば、保存年限切れでも、その文書は捨てられていないかもしれません。
お役人というのは、不思議な性質があって、なかなか書類を捨てたがりません。「何かのときに必要かもしれない。捨てるのはいつでもできる」というわけ。
まーその「何かのとき」なんて、なかなか来なくて、やっと巡ってきたのが、情報公開請求だったりして(笑)

で、そーゆーとき、「あ、らっきー、期限切れだ、廃棄しておわりっと」と考えられる図太いお役人は、あまりいません。これも不思議ですが。厚生省の血液製剤のファイルだって、ないないと言いながら、結局捨ててなくて、出てきたでしょ。

だから、保存年限が切れていても、一応請求してみましょう。不存在上等、出てくりゃもうけもの、です。

2010年8月19日木曜日

情報公開請求 する側として

長野県に、情報公開請求している。

現職の自民党系長野県知事は、今月末でめでたく任期を満了される。で、新知事の阿部氏は民主党系で、年内に事業仕訳を行うと明言している。期待したい。

制度としては残っているが、形骸化している事業について、小職は今まで何度か、担当課あてに建議してきた。直接のこともあるし、職員提案という間接的な手段を使ったこともある。

具体的にいうと、職員の提案制度そのものと、ガソリン等の店頭価格表示店舗認定制度とか、なんだけどさ。

まーしかし、事なかれ主義で事業を死に体にしてしまうような部署だから、提案とか照会しても、積極的な反応というのは、端から期待できないとはわかっていた。ところが、期待以上だった。明らかに虚言を弄していると思われる回答すら、あったのだ。

そこで、情報公開請求である。知事が代わる。政策や、職員からの声を汲むスタンスは、まだ未知である。このタイミングなら、「今の体制なら、この程度の回答・情報でよかろ」とゆー発想に、少しはためらいを感じてくれるでしょー。

事業仕訳は、何も事業を切り捨てるだけのものでは、ないはずだ。きちんと機能していない制度に、喝を入れる意味合いもある。国でも、YS11保存機の有効活用とか、あるし。

新長野知事も、9月に来て年末までに事業仕訳のネタを拾うというのは、日程的に厳しい。ネタを提供しても、ばちはあたらんでしょ。国の仕訳は、切りまくりすぎて不興を買ったところがあったから、建設的な内容なら、なおよいんじゃないかな。

で、開店休業状態の事業については、各年度ごとの推進状況、実施状況を、問うている。虚言と思われる回答には、詳細の情報開示を求めている。

きみたち、田中康夫が長野県知事になったときは、行政の継続性をウンヌンしていたよね。自分たちの都合で、行政の継続性を恣意的に断って、いいと思ってるのかしらん。そりゃまー、小職も、田中康夫は大嫌いだったけどさ。

職員提案はともかく。消費生活に直結し、アンケートでは90パーセント以上の消費者が支持した価格表示制度を、事務方が恣意的に潰したなんて。これが、小職の憶測や妄想でないなら、聞いて喜ぶヒトがたくさんいるとおもうけど~♪

今まで、職員として、内側から改革しようとしてきたけど、結局それには、限界があった。こーゆースパイみたいなやりかたに抵抗を感じないわけではないけど、今まで穏便(相対的比較的にね)な方法で建議しても、誠実な対応してくれなかったでしょ? 小職だって、いつまでも落ち込むだけじゃーないのよ。