【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


*外部サイトからのリンク、コメント、論評等は、管理者の許可を必要としませんので、ご自由に。でも、事後に教えていただけると、嬉しく存じます。

新ホームページ作りました。

政治活動のための、新しいホームページを作りました。


今後はこちら↑のサイトを運用していきます、アクセスよろしくお願いします。

( http://ameblo.jp/kazumakoizumi/ は、機能上の理由で、更新を停止します。アクセスいただいた方、すみません)


2010年11月29日月曜日

初体験の「元気なまちづくり市民会議」

長野市の話。
小職の住まいする古牧地区の「~市民会議」に、昨日、初参加。
市長以下、市の幹部5、6人が、市の施策について、説明。その後、質疑応答。

で、災害時要援護者支援事業について、小職は質問。

「要援護者の避難支援計画は、要援護者自身による、個人情報提供に関する同意が、前提となっています。要援護者の中には、認知症や発達障害等、意思表示が上手にできないために、同意が得られない方もおられるものと、想像します。こういった、本当に支援が必要な方々の、支援計画策定は、どうなっているのでしょうか。長野市が個人情報保護条例を策定しているかどうか存じませんが、個人情報保護法では、生命を守るためなら、行政機関の個人情報収集が、許されていると思います。ご苦労されている実状を、お話しください」

危機管理防災監の回答は、大略次のとおり。

「個人情報提供に同意いただけない方は、厚生課で把握している。今後どうするかは、詰めている処」

うーん。後回しになっちゃうんだ。そういう人々こそ、優先的に支援計画を立ててほしいなあ。

「市町村においては、保有個人情報の目的外利用・第三者提供のために個人情報保護審議会の審議等を経ることについて消極的なところも多くみられるところである。しかし、国の行政機関に適用される「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」では、本人以外の者に提供することが明らかに本人の利益になるときに、保有個人情報の目的外利用・提供ができる場合があることを参考にしつつ(第8条第2項第4号・参考条文を参照)、市町村は、積極的に取り組むべきである。」(「災害時要援護者の避難対策に関する検討会 検討報告」内閣府)

つーことらしいし。

また、長野市個人情報保護条例では、次のように定めている。
第7条
2 実施機関は、個人情報を収集するときは、その保有目的を明示した上で、本人から収集しなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、個人情報を本人以外のものから収集することができる。
(6) 本人から収集することにより所掌事務の目的達成に著しい支障が生ずるとき又は本人から収集できないことにより行政執行に著しい支障が生ずるとき。

これで、いけるんじゃない?
あくまで、長野市一住民の、弱い者から守ってほしいという願いなんだけど。

 
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2010年11月28日日曜日

「がんばれ小役人」だそうです。

鳥取のわにた氏のブログ「お気に召すまま」で、【長野県庁vs小役人】が、紹介された。
鳥取県庁に派遣で在籍された経験をお持ちのようで。長野県庁の「目安箱」に類似する「県民の声」の回答振りに、激辛な批評を加えていらっしゃる。

小職も「県民の声」を読んでみた。確かに、なんだこの回答振りはと、思わせられるところもある。一方で、お役人としてみると、「こうとしか書けないんだろうけどなあ」と、同情も感じたりして。
折角よい視点で捉えた記事シリーズなんで、「ばか」とかの罵倒は、控えてほしいな。確かに「ばか」なんだけど(笑)。小職も、使いたくても、控えてるし。

まあ、各自治体関係者には、こういうお役所の回答を、丁寧にチェックして、問題意識を持つに至る住民がいるということを、再認識していただきたいね。特に長野県庁。

がんばれ、「お気に召すまま」!!

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2010年11月27日土曜日

知事とツイート

長野県知事阿部氏とのツイッター上での応酬が、2往復半。

メールには反応せずに、ツイッターに反応するのはなぜかしらん。公開されているからか(また意地悪な)。

小職のアカウントは "@kazumakoizumi".
興味あったら、フォローしてくださいまし。このブログを更新したときには、必ず同時にその旨ツイートしてるから、便利かも。

阿部氏のは "@shuichi_jp". 多分、ホンモノ。

(12月3日追記)ツイートの内容をまとめました。http://naganokencho.blogspot.com/2010/12/blog-post_03.html

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2010年11月26日金曜日

阿部知事、ごめん。

長野県の知事は、阿部守一氏。なかなかハンサム。どのぐらいハンサムかとゆーと、小職を軽くしのぐほどにハンサムなのだ。東大出だし、もちろん給料も、小職よりも高い...まー上司だから、当たり前だが。

だが待て、暫し。人間、何か取り柄があるもの。何か、小職の方が、秀でているものが、あるはずだ。何だそれは。


つーわけで、「昨日の訪問者数」なら、勝てます。
あべ守一オフィシャルサイト 41人 





【長野県庁 vs 小役人 】  123セッション 
               104ユニークユーザー数

やったー!!...って何だこのネタ。何か、今日は調子でないな。

ツイッターで「建設的な提案しろ」とか、知事から言われちゃったしな。
提案しても、聞かないから、好きでもないのに、こんなことやってるんだが。
知事はいいよな。部下に任せておけばいいから、お気楽で
(問題発言だろそれは>小職)。

こちとら、命掛けなんだけどね。これでも。



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2010年11月25日木曜日

検閲部分の公開はあるか-長野県目安箱回答の情報公開決定下る

(前回までのあらすじ)-------------------------------

長野県行政について、質問/提案をメールで送ると、翌日から数えて、5営業日以内に回答がある。長野県ホームページでも、公開され、過去のデータは検索もできる。行政への住民参加としても、行政の説明責任の果たし方としても、とてもナイスな制度が、長野県の目安箱。

しかし、どんなに優れた制度も、役人の運用次第でパーになる。担当課の広報課公聴係は、公表の際に、質問/回答を検閲、伏字とする業務を推進。理由は、プライバシー保護。でも、なんで、県庁の出先機関名まで、伏字にする必要があるの。

つーわけで、担当機関名が、本とに法令上公開が不適当な情報なのかどうか、情報公開請求することにした小職。
公開決定されれば、プライバシー保護を理由とする検閲は、道理がないものとなる。

非公開決定となれば、不服申立てで争い、シロクロつける。

-----------------------------------------------------

公開請求中の件について、公開決定通知が届いている。この通知を持参して、長野県の窓口で、情報の開示を受ける手順となる。実際に公開された情報を見たわけではないが、公開部分が拡大されている気配がある。

明日、開示情報の交付を受ける。
ここに掲載するから、また見にきてください。

広報課というのは、文字通り、長野県の行政情報を広く報せるための部署と、小職は考える。県の施策に対する住民理解を深めることが、仕事。それが長野県への信頼に繋がる。
質問・提案・苦情について、担当の現地機関名を伏字にすることが、これらに繋がるのかどうか。

いくらお役所は前例踏襲だからって、理由がつかない前例踏襲なんか、打破すべき。でも、そーゆー発想が、本庁には、まるでない。
っていうより、前例に疑問を持たずに、機械的に事務を処理する人材が、長野県では、重視されているんだよね。この件が、よい証拠じゃないかな。
 
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2010年11月24日水曜日

長野県庁の検閲を検証する-広報課の目安箱運用状況

(長野県庁イントラネット電子会議室に掲載)

★★★広報課の本気度を問う(2) 目安箱検閲の件★★★

まずお詫び。
先に発表した「広報課の本気度を問う(1)」について。
小職は、広報課の「"見える県政"発信力向上プロジェクト」の本気度に対して懐疑的であるが、だからといって、心ある職員の真摯な提案を妨げる意図はない。そのように受け留められた読者がいたとすれば、小職の筆力の至らぬ処であり、お詫び申し上げる。
本日は、提案の締切日である。多数の提案があること、また広報課が、それを「本気で」活かすことを、祈念したい。

さて、知事の指示により、広報について改革を目指すとのこと。誠に結構。

小職は、広報課が、目安箱投書・回答の公表において、要らざる検閲を行い、長野県の責任の所在を不明確としている旨、前稿で指摘した。
"見える県政"を目指すからには、検閲という、"見えぬ県政"を改めるのが、論理的帰結であるはずと考える、小職のロジックの方が狂っているのか。阿部知事就任後も、検閲は踏襲されて、改められる気配がない。

広報課によると、公共事業の担当機関名を伏字とする検閲は、質問者のプライバシー保護のためであるらしい。
どういうリクツで、担当現地機関名を明示することが、プライバシー侵害になるのか。理解できない小職は問うたが、未だに回答はない。

ところで、公開済みの目安箱投書・回答を、検証してみた。過去3年分の、公共事業関係の投書・回答のうち、担当部署について言及したものを、全て抜き出したのが、下表である。余談だが、公開されている投書・回答は、内容で分類されており、非常に検索しやすく、操作性には優れている。




        
目安箱受付年月日 タイトル 機関名表記 問合わせ先
2010年9月27日・河川周辺の草刈りについて○○建設事務所河川課 治水第一係
2010年6月10日・県道の縁石除去申請について伊那建設事務所道路管理課 管理係
2010年4月5日・急傾斜地崩壊対策事業について○○建設事務所砂防課 地すべり係
2010年1月25日・都市計画法に基づく開発許可について○○地方事務所建築指導課 都市開発係
2009年11月10日・砂利採取について○○建設事務所河川課 管理調整係
2009年7月2日・道路工事について(その2)○○建設事務所道路管理課 安全防災係
2009年7月1日・橋梁解体工事について○○建設事務所道路建設課 地方道係
2009年6月29日・スカイパーク内の案内看板について松本建設事務所都市計画課 都市公園係
2009年6月10日・県道上高地公園線の落石事故について松本建設事務所道路管理課 安全防災係
2009年6月4日・道路工事について○○建設事務所道路管理課 安全防災係
2009年5月21日・採石場の拡張について(その2)○○建設事務所河川課 管理調整係
2009年4月28日・採石場の拡張について○○建設事務所河川課 管理調整係
2009年4月2日・受注希望型入札の参加要件について○○建設事務所建設政策課 技術管理室
2009年1月21日・護岸工事について○○建設事務所河川課 治水係
2008年12月1日・橋梁補修工事について○○建設事務所道路管理課 維持舗装係
2008年7月28日・スカイパーク内の遊具について松本建設事務所都市計画課 都市公園係
2008年6月23日・国道406号線の拡幅について須坂建設事務所須坂建設事務所整備課 計画調査係
2008年6月2日・県道斜面下の大木について長野建設事務所道路管理課 管理係
2008年6月2日・若里公園の利用について若里公園管理事務所都市計画課 都市公園係


ご覧のとおりである。
担当現地機関名の全てが、伏字にされているわけではなく、40%程度は、検閲をまぬがれている。この違いは、何に由来するのだろうか。
広報課の言に従うと、投書案件によって、担当機関名を明かすことが、プライバシー侵害になる場合と、ならない場合が、あることになる。その分かれ目は何だろうか。小職は、投書・回答を全て読んでみたが、まるで分からなかった。読者は、分かるだろうか。
質問者へのプライバシー配慮というリクツが「本気」のものならば、これらは常に検閲の結果、伏字となっているべきではないか。

ちなみに、常に担当機関名称が明らかにされる場合がある。それは、「国道事務所」等の国の機関の場合だ。国の機関名だと、明示してもプライバシー侵害にならないというのも、分からない。

小職は、長野県庁職員に不足するのは、サービス品質を向上させるという意識ではないかと、以前書いた。
広報課のサービスは、品質が一定していない。客観的にそう見える。

行政サービスの品質は、一定でなければならないのは、明らかだろう。行政サービスの品質が一定でないなら、それは公平公正な行政ではない。法の下の平等が、実現されていないことになる。

「プライバシー保護」などという大義を示しているが、本当にそうなのか。「本気」でそのような思想に立ち、合理的な論理により運用しているのであれば、小職は謝罪しなければならない。だから、運用の論理・基準を示してほしい。

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2010年11月22日月曜日

人事課回答-「前期長野県特定事業主行動計画」について

送信日時: Mon 11/22/2010 16:53:45 JST
小泉 様

長野県総務部総務参事兼人事課長の藤森靖夫と申します。

「信州・フレッシュ目安箱」にお寄せいただいた、「前期長野県特定事業主行動計画」(平成17年度~21年度)についてのご質問に順次回答させていただきます。

1 「長野県職員子育て支援プラン推進委員会」は、「長野県特定事業主行動計画策定・推進委員会」として前期計画期間中は継続して設置しております。平成21年7月、後期計画を策定するにあたり、改めて「長野県職員子育て支援プラン推進委員会」として組織し直したものです。

2 子育て相談員については、指定は行いませんでしたが、職員向け電子掲示板に開設しました「子育て応援コーナー」に専用メールアドレスによる相談窓口を設置し、子育てに関する各種相談や問い合わせに応じてまいりました。なお、後期計画の期間においては、子育て支援相談員をこの8月に設置したところです。

3 情報交換会については、開催には至りませんでしたが、上記「子育て応援コーナー」で各種子育て支援制度等について紹介するなど、育児を行っている職員に対する情報発信に努めるとともに、職員側からの情報については、後期計画策定にあたり、職員向け電子掲示板において意見の募集を行ったところです。

4 目標数値については、具体的な数値設定はしておりませんが、前年度の数値を上回るよう、制度の周知や代替職員の確保などに努めてまいりました。なお、後期計画におきましては、男性職員の育児休業取得率等の具体的な数値目標を設定し、取り組んでいるところです。

5 庁内託児施設については、設置状況に関する全国調査を平成21年11月に実施しました。引き続き調査結果を参考にしながら、プランの趣旨に沿った対応を進めてまいります。なお、全国調査実施の公文書名は、「都道府県有施設における庁内託児施設(所)の設置について」都道府県職員福利厚生担当課長あて平成21年11月4日付け事務連絡です。

6 職員の家族を対象とした職場見学につきましては、子育て支援プランとしての実施には至りませんでしたが、小学校の夏休み等の期間に、誰でも参加可能なものとして開催している県庁見学イベントに、職員の家族が参加見学等している事例があります。

7 中期総合計画においても、「出産・子育てにやさしい県への挑戦」が挑戦プロジェクトとして掲げられており、引き続き長野県特定事業主行動計画の着実な推進に取り組んでまいります。

8 次世代育成支援対策推進法では、国、地方公共団体、事業主などが、社会を挙げて子育て支援に取り組んでいくために行動計画を策定することとされています。また、次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画策定指針においても、特定事業主行動計画に基づく措置の実施を実効あるものとするため、計画に基づく措置の実施状況を公表するよう定められているところであり、その趣旨に則って
取り組んでまいります。

以上、ご質問へのご回答とさせていただきますが、前期計画に記載された事項につきましては、実現可能なものから取り組んできており、前期計画期間中に取組に至らなかったもので、後期計画に引継いだ項目については順次実施してまいりたいと考えております。

ご不明な点がございましたら、総務部人事課人事係 ×× ×(電話直通026-235-7032 FAX026-235-7395 E-mail:jinji@pref.nagano.lg.jp)までご連絡をお願いします。

平成22年(2010年)11月22日

総務参事兼人事課長 藤森 靖夫

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人事課の計画実施不備を質す-長野県特定事業主行動計画

前回、長野県庁のエース・人事課の、長野県職員子育て支援計画についてのお仕事ぶりを、見ていただいたんだけど。

小職の一方的な見解で終わらせるのもアレなので、人事課の見解をおうかがいすることにした。っていうか、すでに妻がおうかがいして、回答も来てるんだけど。

まず、質問は、つぎの通り。回答とそれへの再質問は、稿を改めて書くことにしようかな。

-----------------------------
送信日時: Sun 11/14/2010 08:37:38 JST
タイトル:「前期長野県特定事業主行動計画」(平成17年度~21年度)実施不備について
(↑公開時にタイトルを変更する場合は、質問者あてに了承をとってください)

長野県人事課長 様

このことについては、貴県ホームページの次のURLにて、「長野県職員子育て支援プランの実施状況について」が公開されています。
http://www.pref.nagano.lg.jp/soumu/jinji/jichiran.htm

次のブログに、これに関する記事が記載されています。
http://naganokencho.blogspot.com/2010/11/blog-post_12.html

この報道内容について、お尋ねします。
なお、項番を付するのは、回答漏れがないようにとの趣旨でありますので、ご配意をお願いします。

1.「長野県職員子育て支援プラン推進委員会」は、「平成21年7月に設置」されたとのことです。当該委員会は、次の事業を実施することとなっています。

(1)次世代育成支援対策に関する職員に対する情報提供や意識啓発
(2)プランの実施状況の把握とそれに基づく計画の見直し
(3)そのほか、プランの推進に必要な事項の実施

計画期間5年間のうち、最後の9ヶ月間だけ設置すれば、少子化対策として十分と判断されたのだとすれば、その根拠をお示しください。
また、情報公開請求を検討していますので、21年7月まで設置しなくてよいとする、貴県の意思決定に関する情報を含む公文書の、書名をお知らせください。

2.計画には、「子育てに関する知識や経験を有する者のうちから、任命権者ごとに「子育て相談員」を指定((略))し、(略)職員に対しての周知を行います。子育て相談員は、子育て中の職員等の仕事と家庭の両立などに関する相談に応じます。」とあります。
一方、実施状況には、「子育て相談員」に関する記述が、見当たりません。5年間の計画期間中、「子育て相談員」を、一人も指定しなかったという理解でよろしいですか。
また、情報公開請求を検討していますので、指定されている場合は、その情報を含む公文書の、書名をお知らせください。

3.計画には、「子育て中の職員等を対象として、子育てと仕事の両立方法等について、子育て経験者や子育て相談員等を交えた情報交換会を開催します」とあります。
一方、実施状況には、「情報交換会」に関する記述が、見当たりません。5年間の計画期間中、「情報交換会」を、一度も開催しなかったという理解でよろしいですか。
また、情報公開請求を検討していますので、指定されている場合は、その情報を含む公文書の、書名をお知らせください。

4.計画には、「育児休業又は部分休業の取得率アップを図ります。具体的な目標数値は、各年度の当初に前年度までの状況を踏まえて設定していく」とあります。
一方、実施状況には、各年度目標数値に関する記述が、見当たりません。5年間の計画期間中、目標数値を設定した年度が、一年度もなかったという理解でよろしいですか。
また、情報公開請求を検討していますので、設定されている場合は、その情報を含む公文書の、書名をお知らせください。

5.計画には、「庁内託児施設については、アンケート結果を踏まえながら、さらに詳細な意識調査、需要調査を実施し、現状を十分把握した上で、設置の必要性や設置場所等について検討を進める必要があります」とあります。
一方、実施状況には、そのような調査・検討に関する記述が、見当たりません。5年間の計画期間中、調査・検討が一度も実施されなかったという理解でよろしいですか。
また、情報公開請求を検討していますので、調査・検討を実施された場合は、その情報を含む公文書の、書名をお知らせください。

6.計画には、「また、家族の職場への理解を一層深めるために、職員の家族を対象とした職場見学の実施を検討します」とあります。
一方、実施状況には、そのような実施検討に関する記述が、見当たりません。5年間の計画期間中、一度も実施検討されなかったという理解でよろしいですか。
また、情報公開請求を検討していますので、実施検討された場合は、その情報を含む公文書の、書名をお知らせください。

7.長野県中期総合計画に定める少子化対策における、「前期長野県特定事業主行動計画」の位置づけについて、貴見をうかがいます。

8.次世代育成支援対策推進法が、県に特定事業主行動計画策定と、実施状況の公表を課している趣旨の解釈について、貴見をうかがいます。 

ご回答の労に対し、予め御礼申し上げます。
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どんな回答が来たかというと。もう、読者の皆様も、大体想像がつくのじゃないかな。

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2010年11月21日日曜日

新ページ「せれくしょん」設置

記事が増えてきた。タグで整理しているけど、全貌がつかみにくくなってきた。

そこで、初めてここに来た方のために、新ページを設置。
精選記事への、サイト内リンク集「せれくしょん」。

リピータさんにも、便利かも。

 
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微小役人さんが教える、長野県庁の危機

先日、微小役人さんから、コメントをいただいた。以下抜粋。

「(このブログに)先輩が担当している税務の話題がないのは何故でしょうか?
現在の課税の在り方や、滞納者に対する意見など疑問に感じるものはないのでしょうか?
やはり保身から書けないのですか。


こういう問題の建て方自体が、現在の長野県庁の問題そのものだと思うんだよね。
でも彼は、きっと、それに気がついてないんじゃないかな。

自分が現場で担当している業務に問題を感じたら、ブログに書けと、彼は言っている。それができないのは「保身」だとも。

でもねえ。担当業務に疑問を感じたら、まず現場で解決しようとするのが、当たり前。現場で解決できなきゃ、本庁協議。担当者なら、そうやって問題は解決するはず。もちろん、小職も税務担当者として、そうしている。

そのように、担当者として、県庁組織の中で「当たり前」に問題解決に取り組んでいるから、ブログで問題提起する必要なんかないという前提を、彼が採らないのは、なぜだろうか...それはつまり、長野県庁では、問題解決がうまくできていないとするか、又は問題解決を回避しているとする前提の方が、彼にとっては自然なことだからだろう。

では、なぜ、長野県庁では、問題解決が、うまく機能できていないのだろうか。

これも、微小役人さんが、教えてくれている。「保身」のためである。長野県庁では、問題を認識し、解決しようと努めることは、身のためにならない...恐ろしいことでしょ(笑)。ほんとなら、問題提起し、解決に努める職員が、評価されるべきなんだけどね。

きっと微小役人さんは、小職と違って、出世されると思う。入庁数年目で、早くも、そんな県庁の矛盾が、気にならなくなっている方だから。小職は、入庁以来18年、そんなことがあってはいけないと、今も思い続けている。

願わくば、小職のブログにコメントするその勇を、貴職の職場での問題解決にも、向けてほしい。

ごめん、微小役人さん。あなただけの問題ではないし、あなただけを批判するつもりはない。あまりに、今の長野県庁の問題を論ずるに、ピッタリの振り役だったから、使わせてもらった。話題提供ありがとう。またお願いね。

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2010年11月19日金曜日

(改稿)組織の批判を組織外で行うのは如何か。という批判について。

(2010/11/20大幅リライト)
こういう批判を、まだ面と向かって言われたことはないのだけど。小職が、現役の長野県職員でありながら、長野県庁の問題についてブログで書くことについて、そういう批判がありうるのではないかなあとは、思う。「思う」どころではなく、真剣に悩んだ。指摘してきた長野県の問題とは、住民側に立っての見方。黙っていればそのまま過ぎていったものを、わざわざ炙り出して公表することは、県庁から見れば「敵」ではないか。

でもね。
こんなブログなんか、不必要であってほしいと、いちばん強く思うのは、小職自身。

小職は、いきなりブログには書かない。その前に、組織内で、問題提起を行っている。それは、イントラネットの職員電子会議室(JSN)であったり、職員提案制度であったり、するわけだけれど。そこで、前向きな回答があったり、または現状が尤もだと思える合理的な回答があれば、それで終わる話。でしょ?


一部の例外をのぞき、よくて説明にならない説明がつくか、無視かの何れか。
あとは、人事課のように、上役を通して圧力をかけてきたり。いいね、それやろう、と言っておいて、実際はやらないというパターンも何回かあったな。


それにねえ。小職は、大概の場合、問題点を指摘するだけではない。改善案を示すように、心がけている。まー言ってみれば、「提案型」の批判。だから、非建設的な批判を行っているという意識は、ない。
さらに、提案ていっても、ハコもの造れなんてのじゃなくて、運用の改善や、殆ど予算措置を伴わない施策の提案程度のハナシ。やろうと思えば、必ず実現できると、小職は思う。非現実的なことを提案しているのでもない。



JSNでは、実名を出して、提案している。その意味は、軽くはないと、小職は思う。そもそも電子会議室という資産は、県民からいただいた税金により設備投資し、整備したシステム。設備投資したからには、きちんと活用されねばならない。電子「会議室」というからには、そこで議論が行われるように推進するのが、活用のあり方のはず。有益な議論が交わされれば、それが、県民の利益に結びつく。

でも、そういうリクツが通らないのが、県庁なんだよ。設備投資しておいて、活用しない。民間じゃ考えられないでしょ(笑)。効果が上がらなくても、何の痛痒も感じない。せっかく発言があっても、放置される。何も変わらない。

フツーの感覚なら、発言があった、でもレスがつかないなんて場合。電子会議室の主催者が、水面下で、担当セクションに発言を促す程度のことは、思いつきそうなもんじゃない。でもなーんにもしない。

ちなみに、イントラ電子会議室の担当課は、広報課だけどね。


話をもどして、ここに書くことは、すべて(10円戦争は除く。これは個人が経験したサービスについての苦情だからね)、長野県庁組織の中で、長野県庁が自ら定めたルートで、指摘している。にも関わらず、一顧だにされない。組織内で、自主的に改善できないなら、外部から、または外部に対し、訴えるしかないではないか。


内部で発言すると放置され、外部から、目安箱を使えば、5営業日で回答がある。そんなのおかしいでしょ。そんなの、自分で変えなきゃ。でも、できない。なぜだ? できるはずじゃん。外部顧客である県民に対して行う同じサービスを、内部顧客である職員に対して行うだけの話だよ。外部からの提言に対してよりも、内部からのそれのほうが、レスポンスが悪いというのは、どー考えても、おかしい。



読者の中には、長野県庁の方もいると思うけど。あなたがた全部が、官僚主義者であるとは、小職は思わない。でも、黙っているのは、官僚主義に加担しているのと、同じだよ。

そこを、考えていただきたい。


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2010年11月18日木曜日

「10円戦争」にケリ:人事課の回答を誉む(ちょっとだけ)

(前回までのあらすじ)長野県庁が、厚意で資料を作って、住民に交付。そこまでなら、イイ話。だが、資料代10円を請求してしまった。そんなことができるという規定は、どこにもない。小職からそれを指摘された情報公開・私学課は、請求を撤回したものの、公務員が根拠なく金銭を要求した重大さを認識できず、謝罪もなし。じゃあ公務員の非違(=非行)行為なのかなあと、目安箱で人事課にクレーム。お役所マジックを発動し、かみ合わない回答で煙に巻こうとする人事課。それを許さない小職は、レトリックを駆使して三度び目安箱投稿。論争は泥沼化するかに見えたが-。
(詳しくは、「10円戦争」のタグを参照されたし)

というわけで、小職の投稿に対し、人事課から回答あり。以下全文掲載。

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題名: 「信州・フレッシュ目安箱」について
小泉一真様

長野県総務部総務参事兼人事課長の藤森靖夫と申します。
平成22年(2010年)11月8日付けで「信州・フレッシュ目安箱」に
お寄せいただいたご質問についてお答えいたします。

1 平成22年9月16日及び同月28日付けで回答しましたとおりですので、ご理解願います。

2 1で回答しましたとおりです。

3 (1) 及び(2)について、貴重なご意見として拝見させていただきました。

以上、ご不明な点などがございましたら、お手数ですが、総務部人事課 職員相談・職務公正担当 ××××(TEL:026-235-7031[直通]FAX:026-235-7395 E-mail:yamabe-hideo@pref.nagano.lg.jp)までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

平成22年(2010年)11月16日

長野県総務参事兼人事課長  藤 森 靖 夫

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...また不毛な回答なんだろうかと、予期していた小職は、メールは届いたものの、見る前からブルーに。ところが、意外とあっさりしたメール。小職への反論を、放棄したらしい。
小職の主張が、彼らの胸に届いたのか、もーめんどくさいから、言わせておけということなのか。どちらにしても、お役所が、自身への疑義・批判に対し、反論しないというのは、稀有なこと。それなりに勇気の要る判断だったのだろうと思う。...じゃあ最初からそうしてよ、とは言いたくなるけど(笑)。

小職がこの論争を通じ、最も主張したかったことを、再度記しておきたい。

・公務員として、請求するカネ、受け取るカネには、敏感であってほしい。「そのお金を要求する根拠は何?」と尋ねられて、答えに窮するようなお金を、公務員が要求してはいけないし、受け取ってもいけない。

・請求する必要のない10円を請求して、謝らないのは、悪いサービスでしょ。

・身内などの一部の奉仕者ではなく、県民全体の奉仕者であるとの自覚を持ち、県民の信頼を得るべく努力されるよう、期待。

・県民の信頼を損なうことのないように、法に則った行政サービスを提供されるよう、期待。

というわけで、「10円戦争」は、これら小職の主張に対し、反論できなかった人事課という構図で幕。
少しは、本庁のサービス意識に、影響があるといいんだけど。そうでないと、この論争の意味がない。


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2010年11月15日月曜日

「聲(こえ)無きを聴く」評/村井前知事への疑義でした

最近、メールを下さった方が、小職によるある文章について、言及されていた。そういえば、そんなのあったかねえと、改めてその文章に付けた日付を見ると、2008年9月5日。3年前に発表したものを、よくまあ覚えていてくれた。文章を書いていて、嬉しくなるのは、こんなとき。
ちょっと懐かしかったんで、載せてみようかな。

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村井知事就任2周年に際し、職員への言葉「聲(こえ)無きを聴く」が発表された。
やや長くなるが、引用する。

①「第一には、県民に対する説明を尽くすということを常に念頭においていただきたいということであります。知事に対する説明ですとか、あるいは国や市町村など関係機関を納得させることも勿論大事でありますが、何よりも県民に説明を尽くすということが大切です。県民第一であります。懇切丁寧な対応をお願いします。」
②「しかし、これはクレーマー的な様々のアピールに対して媚びるというようなことを意味するのではないことを押さえておいてほしい。本当に大事にしなければならないのは、サイレント・マジョリティと呼ばれる人達の本当に求めているものへの答えを用意することだと思います。」

(本稿大意)
ある県民がクレーマーであるかないかについての判断は、誰が行うのか。ある県民を、クレーマーであると認識することは、適当なことなのか。主張する県民を、「クレーマー」と包括してラベリングすることは、危険ではないか。

(本論)
そもそも、クレーマーなる言葉は、行政の長が部下に指示するに適切な言葉だったのだろうか。①では県民第一といい、②ではクレーマーには媚びるなと説く。では、クレーマーは、県民ではないのだろうか。
大体、クレーマーに「媚びる」というのが何を指すのか、少なくとも小職には意味が分からない。説明しなくてもよいということなのだろうか。明瞭さを欠く指示ではないだろうか。

前職田中康夫が知事であったときに、「浅川ダムを造りましょう」と、執拗に陳情すれば、彼はその県民をクレーマーと看做したかもしれない。逆に現職に、「浅川ダムは要りません」と、執拗に陳情すれば、クレーマーということになってしまうのだろうか。
政策は、為政者によって変わってしまう。だから、ある種のクレーマーを、クレーマーであると判断できるのは、その時の為政者のみだろう。一般職に、そのような判断はできないし、そのように求められても困るのである。
「あの人はクレーマーだから...」と、県庁職員が陰で県民を評価するのが、明るい県政であるとは、小職には思えない。行政機関が、「県民誰それはクレーマーである」と、意思決定することが適当であるとも思わない。ましてや、「県民誰それはクレーマーだから、他の県民と扱いを変えてよい」などとは、到底考えられない。
「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と、日本国憲法は定めている。特定の信条を、政治的に誤っていると為政者が判断することがあるとしても、それによって、法によって運用される行政が、その人に対する接し方を変えることがあってはならないと、小職は信じる。(という信条を披瀝したからといって、小職に不利益な処分をしていぢめては駄目。それは憲法に抵触していますことよ)

クレームとは、本来、正当な権利に基づく要求であり、主張であるはずだが、最近はネガティブな語感が強くなってきている。正当な主張というよりは、「根拠に乏しい無理な要求を執拗に繰り返す」人をクレーマーと称しているようだ。そのような県民に対しても、少なくとも必要十分な説明責任は果たされるべきだろう。...まーそれ以上のことはできなくても、しょーがないし、する必要はない。
とは言うものの、小職が危ぶむのは、クレーマーというネガティブなラベルを、本来的な意味でクレームを寄せる県民にまで、職員が貼ってしまうことを、「聲無きを聴く」が、助長する結果になりはしないかということだ。小職の理解では、現代の経営において、クレーム処理の重要性は語り尽くされており、サービス改善の契機として、むしろポジティブに捉えられている。主張する県民を、十把一絡げに「クレーマー」として忌避する古い思想では、サービス改善の機会を、逃す。それは、①に言う「県民第一」の思想までをも、覆い隠してしまうのではないだろうか。

残念ながら、今の県庁は、そのような潮流にあるのではないかと、小職は危ぶむ。住民のクレームにきちんと向き合い、解決していく姿勢は、自治体行政の基本であるとさえ、小職には思えるのだが。

たとえば、県民からの意見・質問を広く募る「信州・フレッシュ目安箱」実施要領は、直近の改正で、「クレーム」という言葉を、そこから駆逐してしまった。それはまるで、クレーム対処は、県行政の埒外としてしまったかのようである。これについて、小職は問うている。「クレームが寄せられたら、どのように運用するのか」、「クレームという言葉が要領にあるほうが、県民が意見を言いやすいのではないか」、「クレームと言う言葉を外した経緯と意図は何か」と。だが、未だに回答はない(「お知らせ・ご意見コーナー」2008/05/23小職掲載『フレッシュ目安箱」制度の改正について』)。
...知事の強調する説明責任は、職員に対しては果たさなくても、いーのだろうか。

仮に、②が、次のように述べられていたなら、小職は本当に知事を尊敬しただろう。

「これはクレーマー的な様々のアピールを行う人々に対してさえも同様であり、行政として必要十分な説明責任は果たさなければなりません。その一方で、本当に大事にしなければならないのは、サイレント・マジョリティと呼ばれる人達の本当に求めているものへの答えを用意することだと思います。」
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広報を広報課に任せて大丈夫ですか>阿部知事さん

現在、長野県では、知事の肝いりで、広報の改革に着手している。

  「“見える県政” 発信力向上プロジェクト」に関する産経の記事

まー、支持率が下がったときに、為政者が考えることって、共通しているのかも。村井前知事のときにも、支持率が芳しくないときに、広報が問題にされた(ように記憶する)。中央政府も、「マスコミがきちんと伝えていない」とかの不満を漏らすことが、たまにある。

で、今回は「質」より「量」が課題となっている。

  平成22年(2010年)10月14日知事会見:「もう少し情報量を多く出すよう
  必要性があるのでないかと思います」

であるから、「外部の人の知恵は、必要があれば私は個別にですね、恒久的なメンバーで入ってもらうというよりは、いろいろな方にその都度ご意見を伺うという形で十分対応できる」という考えらしい。

まーしかし。量的な問題もさることながら、質的な問題にも取り組む必要がある。その旨、小職は指摘してきた。つまり、品質向上の必要があると。公共事業に責任を持つ部署を、伏字にするような検閲は、やめようと

で、今回、「職員の皆様からも、広報を含めた今後の県の情報発信のあり方について、広くご意見をいただきたい」から提案書を出せとの、広報課長通知。

広報課は、なかなか洒落がキツい。

小職は、職員イントラ電子会議室で、大略、次のような提案を行った。

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私たちは、「信州・フレッシュ目安箱」という制度を持つ長野県を、誇りに思ってよいと思う。

しかし、制度を用意するのは、最低限の仕事でしかない。
土木部の回答も丁寧なのだが、何だか訳の分からないものが多い。というのは、伏字が多用されているからだ。
中には、「○○建設事務所」と、県の機関名称さえ伏字にしているものがある。

これは明らかにやりすぎだろう。責任ある態度とは、県民がみなしてくださらない可能性がある。
責任ある回答を、公開で示してほしいという思いがあるからこそ、目安箱を利用しているはずだ。
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広報課の回答は、こんな感じ。

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県の回答の公表は、寄せられた意見に対して県がどのように施策に反映させていくか、広く県民の皆さんに知っていただくためのもので、公表に当たっては、プライバシーへの十分な配慮をしながら実施している。
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なぜ担当部署を明示することが、プライバシー侵害となるのか。説明はなし。
その○○建設事務所とは、特定の、ごく少数の県民にのみ奉仕する機関とでもいうことなのだろうか。

「プライバシーへの十分な配慮」を口実に、事業に責任を持つ部署を伏字とする検閲業務担当機関が、広報をも担当し、「"見える県政"発信力向上」に取り組むというのだから、なかなか冗談がキツい。

かような所業の果てに、誰かが、この通知を本気だと信じると、広報課は思っているのかしらん。

知事から言われたから、取り組む姿勢を見せるために、提案を募るのだとしたら。もう、いい加減に そーゆーのは、やめてほしい。

我々提案好きな職員は、忘れてはいない。
優れた創意を県政に捧げながら、その創意を全くの無為にされたことを。あれだけ提案しろと煽りながら、平成19年度を最後に、職員提案制度の運用を停止した、行政改革課の例を。
行革課の求めに応じて応募し、「採用」とされた提案の実施状況を、当の行革課は全く把握していなかったではないか。情報公開請求の結果、そのような情報は「不存在」との回答なのだから、間違いない。要するに、本気で提案を募ったわけではなかったのだ。

県職員は、職務専念義務がある。提案を募ったという形を整えるためだけの提案募集のために、公務の時間を割くのは、その義務に反しはしまいか。

今回は本気だというのなら、それを証していただきたい。
広報課が、本当に、提案を真剣に検討し、活用する気があるのなら、まず伏字という、広報とは逆方向の施策の必要性に疑義を呈した提案に対し、きちんと説明責任を果たす姿を、見せてもらおう。

責任部署を伏字にするのは、なるべくやめましょー。なんて提案が出てくること自体が、広報として、行政としての恥という意識は、ないのかなあ。ツイッターを使おう、なんてことよりも、よほど品質において、根本的な問題と思うんだけど。

また、提案の応募状況と、その活用・実施について、職員に公表すると、約すべきである。それが、人の時間を奪う上での、最低限の礼儀であろう。

まあ、これだけ書いても、多分、まともな返事はこないだろうな。
やめやめ、提案書書くなんて、時間の無駄だよ。提案してくれてありがとうなんて、ちっとも思ってないんだから。

もっとも、貴課が、きちんと本気度を見せる回答をしてくれたなら、全力で応える。少なくとも、小職はね。色々と、改善すべき点は、あるから。

今の知事は、官僚出身の方。だから、役人を基本的に信用していらっしゃるのだと思う。長野県職員として、それは嬉しいのだけれど、もうちょっと懐疑的にもなってよいて思う。経営者として。

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2010年11月13日土曜日

またまた後輩から可愛いコメント(らんらんっ♪)

若いっていい。向こう見ずっていい。そう思わせてくれるコメントを、頂戴した。

だが、率直に言って、彼には同情を禁じえない。

この微小役人さんは、以前のコメントから察するに、まだ入庁数年目の若手。それなのに、もう県民目線で見るということを忘れてしまっている。長野県庁官僚主義に、染まりきっている。彼も、恐らくは、公共への奉仕心に燃えて、長野県庁の門を叩いたのだろうに。
これが同情の理由の一。

長野県行政の問題を指摘するとき、小職は、きちんと根拠を示して、批判している。

それに対して、彼のしていることは、県庁一家の一員としての感情的な反発に過ぎない。小職の指摘した問題を、ひとつひとつ論破してこそ、小職の批判は無効化されるのだが。そうできないが故のもどかしさ、焦燥が、手に取るように透けて見える。
これが同情の二。

小職は(特に本庁の)県庁職員からの多少の反発は予期している。この程度は、屁の河童。
何故なら、小職のなす批判は、県民の側に立ち、県民の利益に合致しているという自信があるからだ。以前にも書いたけどね。
 
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2010年11月12日金曜日

さすが人事課-「無から有」のお役所マジック?

というわけで、長野県庁職員の子育て支援計画の実施状況である。担当部署は、長野県庁のエース、天下の人事課ね。エースの仕事振りを、見ようじゃないの。
検証のため、表にしてみた。

前期長野県職員子育て支援プラン(平成17~21年度) 実施状況 備考
1 次世代育成支援対策の推進のため、別表1に掲げる職の者をもって構成される「長野県職員子育て支援プラン推進委員会」(以下「委員会」という。)を設置します。 庁内の計画検討・推進組織である「長野県職員子育て支援プラン推進委員会」及びワーキンググループを平成21年7月に設置し検討を開始。 17年4月~21年6月はどうしたの?

計画期間5年間のうち、最後の9ヶ月間だけ、設置。 
2 子育てに関する知識や経験を有する者のうちから、任命権者ごとに「子育て相談員」を指定(構成員が多数の任命権者では、複数人を指定することもできることとします。)し、(略)職員に対しての周知を行います。
子育て相談員は、子育て中の職員等の仕事と家庭の両立などに関する相談に応じます。
子育て相談員に関する記述なし 「県のすべての職場に配置した男女共同参画推進員に対して毎年度研修会を開催し、仕事と家庭の両立に向けた職場環境を整備。」との記述はあり。

男女共同参画推進員で糊塗(?)
3 (4) 情報交換会の開催等

 子育て中の職員等を対象として、子育てと仕事の両立方法等について、子育て経験者や子育て相談員等を交えた情報交換会を開催します。
この情報交換会での(略)意見を採り入れ、プランの見直し等に反映させていきます。
情報交換会に関する記載なし  
4 ※ このような取組みにより、育児休業又は部分休業の取得率アップを図ります。具体的な目標数値は、各年度の当初に前年度までの状況を踏まえて設定していくこととします。 各年度目標数値及び実績値に関する記載なし  
5 その他の施設における庁内託児施設については、アンケート結果を踏まえながら、さらに詳細な意識調査、需要調査を実施し、現状を十分把握した上で、設置の必要性や設置場所等について検討を進める必要があります。 調査・検討に関する記載なし  
6 ※ このような取組みにより、職員1人当たりの年次休暇の平均取得日数の増加を図ります。具体的な目標数値は、各年度の当初に前年度までの状況を踏まえて設定していくこととします。 各年度目標数値及び実績値に関する記載なし  
7 (略)
また、家族の職場への理解を一層深めるために、職員の家族を対象とした職場見学の実施を検討します。
検討状況に関する記載なし  


1の子育て支援プラン推進委員会について。
関係課長級職員で構成される。お仕事は、


(1)次世代育成支援対策に関する職員に対する情報提供や意識啓発
(2)プランの実施状況の把握とそれに基づく計画の見直し
(3)そのほか、プランの推進に必要な事項の実施

...てことは、計画期間5年間のうち、最後の9ヶ月間だけしか、これらのお仕事はされなかったということ。実施状況報告では、さも実のある運用が行われたように書いているけど、検証してみると、実際は薄っぺら。その最大の原因が、ここにありそうだね。

2の子育て相談員について。

小職が、人事課の手際にもっとも感心したのは、計画で定めた「子育て相談員」の記述がない代わりに(?)、「男女共同参画推進員」を持ち出した点。「男女共同参画推進員」なんて、計画のどこにもない。そりゃそうだ、企画部人権・男女共同参画課の施策だもの。

自分の実績なくても、他課の実績を、書いちゃう。「長野県職員子育て支援プランの実施状況について」だけど、計画外のことでも、書いちゃう。この発想はすごい。まさに「無から有」。

仕事なんて、しなくてもいい。する必要ないじゃん、それなりの書類を、作れればいいんだから。

ね。さすがに、県庁で「能吏」とされる方々の、エース級の仕事と発想は、一味違うでしょ。

小職には、やはり、こんな仕事は無理。だって、それ、限りなく嘘に近いじゃん。県民と職員を、欺いていることにはならんのかな。良心の呵責とか、感じないのかな。

3,4,5,6及び7について。
表にあるとおりだけど。
目標値を決めると言いながら、公表できないのは、決めてないからだろうなあ。

少しだけ、人事課をフォローするとすれば。服務に関する条例整備は、きちんとやっているみたい。さすがにもこういうのは、得意みたいだね。
それから、前期計画自体は、よくできていると思う。情報公開請求で、前期計画策定にあたっての調査資料が出てきたけど、膨大なものだった。よくぞ調べ、よくぞ作った、の感あり。当時の担当者は、すごく頑張った。彼が、そのまま運用していれば、結果は違ったのかも。

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2010年11月11日木曜日

小職支持率84%(笑)-アンケート回答ありがとうございました。

えー軽いネタとして実施したアンケートですが、意外な結果(笑)となりました。

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問:当ブログ主・小泉が、来年4月の長野県議選に出馬すると仮定して、あなたは支持しますか?

1. するわけねーだろ  ...1
2. やや支持する   ...0
3. どちらかというと支持する  ...0
4. すんごく支持する  ...11
5. ネタとして支持する  ...0
6. 西和田区長でどうだ  ...1

(西和田区長さん、ネタにして本とに本とにごめんなさい)

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...というわけで、支持率84%です(爆)。
小職を「すんごく支持」して下さる11名の皆様、ありがとうございます。「ありがとう」という感謝の言葉は、ネタではありません。菅直人氏、阿部守一の直近の支持率が、それぞれ30%そこそこですし。

ブログを始めて、たかだか2ヶ月半。PVは1万超えたし、過分なことです。

11名の皆様も含め、もし、よろしければ、今日1900時に、白木屋長野駅前店でお会いしませんか。-それで何をどうするというわけでもないですが。

いっしょに飲むはずだった友達は、来てくれないかもしれません。小職が、機嫌を損ねてしまったもので。一人でいます。

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Oさん、悪かった。

すごく反省して、落ち込んでます。
ごめん。
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2010年11月10日水曜日

ロサンゼルスのリピーターさんへ

毎度遠方からアクセスいただき、ありがとう存じます。
たまに間違って(?)海外からアクセスしてくださる読者がいらっしゃいますが、リピーターになってくださる方は稀です。

よろしければ、いつか、コメントなりメールなり、頂戴できれば幸甚です。

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2010年11月9日火曜日

また人事課-子育て支援計画実施状況に疑義

「次世代育成支援対策推進法」は、少子化対策のための行動計画を、特定事業主(=自治体)が策定するよう定めている。長野県の場合は、「長野県職員子育て支援計画」が、それ。で、計画期間が終わったら、実施状況を公表する義務がある。

長野県の実施状況公表についての、人事課とのやりとりは、9月28日に書いた。

人事課が「年内には」と言っていた実施状況報告が、今月4日、公表されたようだ。おー。早いじゃん。

さて。この報告のもとになった、前期プラン(平成17~21年度)と、実施状況報告とを、よくよく見比べていただきたい。んー? 何か疑問なところが、浮かび上がってこない?

疑問点を、一覧にして整理してみたい。ちょっと時間ください。
まーまだ裏とったわけじゃないけど。こんな運用でいいのかなあ。

「職員の子育て支援でしょ。私たちには関係ないじゃん」

民間のあなたは、そう思うかもしれない。

でもね。自分たち身内についての制度運用さえ、しっかりできないような組織が、県民のためならできると、あなたは考える?

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オフ会してみる?

今週の木曜、長野駅前で、友人と2人で飲むんだけど。
もし、あなたがお暇なら、いっしょにどうですか。

白木屋長野駅前店
1900時。

目立つように、赤茶のブレザーを着ていきます。
遠巻きに見て、「はーん、あのヒトね」と思って帰るもよし。

だいじょぶです、議論ふっかけたりしないから (笑)。お気軽に声かけてくださいな。

但し、名刺交換させていただける方のみということでお願いします。
手書きでも、広告の裏に名前と連絡先書いたのでも、いいんで。小職も、どこの誰だか分からないヒトは、恐いもんで。

2ちゃんで叩かれてますしね。

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2010年11月8日月曜日

「根拠が明瞭でない金銭の要求について」-長野県目安箱投稿

さっき↓送ったところです。
どんな答かしらん。
これ以上不毛なやりとりを続ける気もないので、後段の2問は、「言い切り」の形とした。回答に困るかな。まあ、回答なくても、いいんだけど。

今までの経緯について知りたい方は、「10円戦争」のタグをクリックしてみてください。

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人事課 職員相談・職務公正ご担当者 様

2010年9月17日付けの質問に対し、回答いただき、ありがとうございました。
このことについて、質問または提言いたします。なお、質問等に項番を付したのは、回答漏れがないようにとの趣旨であることを、ご理解ください。

1.再三の回答漏れの指摘にも関わらず、次の質問に対する回答が漏れています。

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(2010年9月17日付け質問/それに対する回答から引用)
質問:差し立てた8月24日以降、9月16日に至るまでの間、何らの連絡もないことについて、釈明を求めます。また、この処理に不適切なところがあったとすれば、それは何であったと認識するか、伺います。
【→回答が漏れています。再質問】
回答:○○様よりいただきましたメールにつきましては、平成22年9月16日付けで回答しましたとおり、県政に対する貴重なご意見・ご提言として拝見をさせていただいたところです。
(引用終わり)
------------------------------------------------------------
 かみ合った回答になっていませんね。長野県庁では、このような不誠実極まる回答振りをもって、県民に対する回答として十分とお考えなのでしょうか。YesまたはNoでお答えください。それ以外の回答は不要です。

2.上記質問と同様、回答が漏れています。

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(2010年9月17日付け質問/それに対する回答から引用)
質問: 「たかだか10円、ではありますが、額の多寡が問題ではない」との記述について、貴県の見解を質します。
【→回答が漏れています。再質問】
回答:1で回答しましたとおりです。
(引用終わり)
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かみ合った回答になっていませんね。長野県庁では、このような不誠実な回答振りをもって、県民に対する回答として十分とお考えなのでしょうか。YesまたはNoでお答えください。それ以外の回答は不要です。

3. 2010年9月9日付け質問に対する、貴職回答から引用します。

------------------------------------------------------------
  「お問い合わせの提供資料の費用負担につきましては、情報公開・私学課から聴取したところ、○○様から公文書公開請求のあった公文書が存在しないため、依頼者の方の便宜を図るため、同課において別途作成した資料に係るものでありました。
このような場合、費用負担は原則として、依頼者の方の同意を得た上で資料代金(実費程度)をご負担いただいているとのことですが、今回の費用負担については、最終的に無償で提供することを同課が判断したものであると理解しております。
○○様が今回の資料提供にあたり、根拠が無く代金を請求された、あるいは支払を強要されたものと理解されたとすれば、情報公開・私学課の説明不足であり、誠に残念でありお詫び申し上げます。」(引用終わり)
------------------------------------------------------------

これに関して、質問します。

(1)

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(2010年9月17日付け質問/それに対する回答から引用)
質問:今回に限って(ではないと思いますが)、「依頼者の方の同意を得」ようとした事実がないことについて、確認を求めます。
回答:今回の資料提供にあたり、「依頼者の同意を得」ようとした事実につきましては、情報公開・私学課が作成した口頭電話記録簿により確認いたしました。
(引用終わり)
------------------------------------------------------------

貴職が、依頼者(つまり私)あて、直接に事実確認をしていないことについて証言いただき、ありがとうございました。
クレームの処理においては、まず顧客(=県民)の言い分を十分に聴取し尽くすことが、基本となります。貴職は、この原則に忠実でないように見えます。貴職のそのような態度は、官の言うことは正しく信頼に値するが、民の言うことはそうではないとの思想によるものと、県民は受け止めることでしょう。今後は、身内などの一部の奉仕者ではなく、県民全体の奉仕者であるとの自覚を持ち、県民の信頼を得るべく努力されるよう、期待します。

(2)
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(2010年9月17日付け質問/それに対する回答から引用)
質問:長野県の一機関が、「原則」をこしらえて、県民から料金を徴収する権限を持つとする根拠をお示しください。なお、その根拠は、長野県庁内の一部で通用する「原則」ではなく、長野県庁で一般的に通用する明文規定でお示しください。
回答:このような取扱いができる根拠については、「財務会計事務質疑応答について」(昭和43年7月1日43会第59号)の第35条関係(別添2)により確認していること。 今回の提供資料の費用負担については、職員がパソコンで作成しプリントアウトした紙をそのまま提供しましたので、無償とさせていただいたこと。
(引用終わり)
------------------------------------------------------------

それでいいのです。つまりは、私の最初の質問(2010年9月9日付け)で指摘したとおり、資料作成の対価を請求できるというのは、誤った解釈による運用がなされていたということで、それを認めた貴職の勇気に、敬意を表します。
コピー代は料金請求できる規定がありますが、任意で長野県庁が作成した資料については、そのような規定がありません。にもかかわらず、資料作成の対価を要求したことについて、「要らないお金を要求したときは、謝るものではないでしょうか」と、私は述べているわけです。

貴職の今回回答により、「○○様が今回の資料提供にあたり、根拠が無く代金を請求された、あるいは支払を強要されたものと理解されたとすれば、情報公開・私学課の説明不足であり、誠に残念でありお詫び申し上げます」との貴職発言中、「○○様が」から「理解されたとすれば、」までの部分は、撤回されたものと見做します。というのは、私が問題としているのは、私の理解などではなく、「根拠が無く代金を請求された、あるいは支払を強要された」事実であり、その事実を、今回貴職自身が、認められたからに、ほかなりません。
なお、本件についての謝罪は、特に免じ、不要とします。

県職員が、県民に対し、根拠のない金銭を要求することは、県民からは、公務員の非違行為と見られかねない問題であるとの認識が、貴職には薄いようにみえるのが、私には心配です。
今後とも、県民の信頼を損なうことのないように、法に則った行政サービスを提供されるよう、期待します。


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また元気出てきた。人事課に再々質問執筆中

今日、夜にアップできると思います。
また見にきてくださいまし。
 
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2010年11月5日金曜日

観光満足度75%に引き上げ、の意味

長野県観光振興基本計画では、2012年度までに観光満足度50%達成が、目標。ところが、JRのキャンペーン中は、75%という目標が、設定されているらしい。

長野県観光部に近い筋からの情報によると、75%というのは、県政世論調査とは異なる調査客体による調査を想定してのもの。つまり、いつどこに旅行に行ったかもわからない、無作為抽出の「県内」在住者ではない、ということ。実際に、観光中の者から、サンプルを得るみたい。

なんだー、やればできるじゃん、観光部。それなら、40%とかの数字にはならずに、長野県の観光の実力に近い数値が、出るんじゃないかな。75%なら、概ねクリアできるでしょ、おそらく。

世論調査なんかやめて、この方法で専念して調査すればいいのにねえ。

この件について、また何か判明したら、お知らせします。

【左上の、お遊び世論調査も、よろしく】


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目安箱回答の検閲問題-守られるプライバシーは県庁か質問者か

昨日の記事の続き。
で、具体的に情報公開請求する案件だけど。次の3件にしようかと。

(1)2010年4月12日砂防課回答「急傾斜地崩壊対策事業について」

(2)2009年5月7日河川課回答「採石場の拡張について」

(3)2009年6月11日道路管理課回答「道路工事について」

なぜ、これらが、「○○建設事務所」と伏字にする必要があるのか、読者も考えてみていただきたい。これを明かすことによって侵害が危惧されるプライバシーとは、質問者のもの? それとも、長野県庁のもの?

公開請求の対象は、なるべく最近の件で、回答課もバラけさせた。道路建設課は、建設部の代表選手だけど、ざざっと検索した限りでは、適当なのが見つからなかった。同じ建設部でも、課によって、伏字の取り扱いが違うのかな?という印象。てことは、伏字にするにあたって、広報課がきちんと統一的にマネジメントできているのかという、疑問も生じる。

まさか、担当課が出してきた回答案を、チェックもかけないで、ほいほいっと、月に一度ホムペに載せるだけが、広報課の仕事じゃないでしょうねえ。そんなの、バイトの子でもできるし。
でもねえ。なんか、回答振り見てると、品質がそろってないんだよね。小職が担当者なら、必ず、「ご提案・ご質問ありがとうございました」と締めるように、修正するけどね。たとえそれが、クレーマーっぽい、支離滅裂の内容のものでも。

そういう作業が必要だから、広報課が窓口になってるわけで。そうじゃないなら、システムを担当している情報統計課にやらせた方が合理的かも。

先日、民間の、政治・行政に関心を持つ方と、話す機会があってさ。長野県庁は、県民のことなんか考えていないと小職が言うのは、どういう点かと、訊かれた。
ブログに掲載された件を、ナマで他人とディスカッションするのは、初めて。恐る恐る、例えばこんな件が...と切り出すと、

「それはおかしいですね」

そ、そう思う?

それでは、却って、長野県への不信感を感じさせる結果となる。一方で、県が事務所の名前を出しても、大した問題はないんじゃないか。それなら、出すべきでしょ。というご意見。
全くその通り。自分の感覚が、県民サイドのものである点に、自信を深めることができた。よかったー。

【左欄外上部の、アンケート回答よろしくです。洒落でね】

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2010年11月4日木曜日

長野県のチョメチョメな回答に喝。

成り行きから、広報課の広報ぶりについて、情報公開請求をすることになった小職。だって、伏字だらけなんだもん。太平洋戦争後の教科書もかくや、という感あり。広く報ずると書く広報の戦略性を、感じられない。こんな回答してると、された側は、次の選挙で現職知事に票を入れてくれないよん。知事、見てないんだねえ、ホムペのトップページに配された、重要なコンテンツを。

成り行きについては、ここに書いてあるので、参照されたし。

http://naganokencho.blogspot.com/2010_10_01_archive.html

何故、小職が公開請求するかといえば、次の理由と戦略による。

1.ここまで伏字にする必要があるのか。特に、「○○建設事務所」と、問い合わせの事業に責任を持つ部署を明示しないという長野県の姿勢には、疑問を持つ。

2.これに対して、広報課は、伏字はプライバシーへの配慮だとしている。だがしかし、「○○建設事務所」と伏字にする作業が、質問者のプライバシー、即ち個人情報保護の観点から、必要なのか。質問者の、ではなく、お役所のプライバシー保護のためではないの?という疑念を県民が抱いては、却って住民サービスとして適切でない。

3.じゃーいい、情報公開請求するから、情報公開条例の法理に従って、公開決定または非公開決定してください。どー考えても、公開されるべき部分が、公開されていない。まさか、情報公開条例に、目安箱実施要領が優越するということは、あるまい。請求の結果、公開部分が少しでも増えれば、「伏字にしすぎ」という、小職の主張は成立する。

4.仮に全部非公開決定になったら、行政不服審査を起こす。判断は第3者の審査委員会に委ねられることになる。公開部分が増える自信が、小職にはある。

5.そーなったら、自身の広報センスについて反省してよ、広報課。

と、まーこんな感じ。

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2010年11月3日水曜日

緊急世論調査-県議に立候補すべきや?

県議立候補(?)記事がベストワンになり、また当ブログが1万PVを達成した記念イベントとして、久しぶりにミニ・アンケートを実施します。左の欄外に、設置しますので、投票よろしくです。

設問・選択肢は、次のとおり。

当ブログ主:小泉が、来年4月の長野県議選に出馬すると仮定して、あなたは支持しますか?

1. するわけねーだろ
2. やや支持する
3. どちらかというと支持する
4. すんごく支持する
5. ネタとして支持する
6. 西和田区長でどうだ

あくまで「ネタ」ですから、その辺よろしくです。
区長さん、ネタにしてごめんなさい。

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ありがとう、10,000PV突破!!

皆様のご支援のお陰をもちまして、当ブログは今月2日(推定)、1万ページビューを達成いたしました。厚く御礼申し上げます。

(推定)というのは、昨日の夜アクセスしてなくて、今朝見たら1万越えてたということなんです。更新サボって、ごめんなさい。最近、ある論文を書かなきゃならなくて、そっちに重点をシフトしていました。

実は、3ヶ月で1万PVというのが、小職の目標でした。地方行政という、地味な内容の個人ブログとしては、高い目標を設定したつもりでしたが、2ヶ月ちょいで、クリアできました。

これを励みに、さらに書き続けます。なるべく頻繁に更新するよう努力しますから、今後とも見に来てくださいまし。

 
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"?"を付けざるを得ない。

10月8日付けの、この記事ですが。

「長野県議会議員選挙に立候補」が、このブログの人気記事ベストワンになってしまいました(・・;)。
小職に期待してくださる方(笑)がいらっしゃるのは、嬉しいことなんですけど。小職としては、かるーいネタのつもりで書いた、かるーい記事。これが注目されすぎるのは、本意ではございません。そもそも、言い出したのは、小職じゃなくて、2ちゃんですよ、2ちゃん。

というわけで、タイトルの終わりに「?」をつけて、ネタっぽいタイトルにしてみます。これで落ち着くかな?


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