こういう批判を、まだ面と向かって言われたことはないのだけど。小職が、現役の長野県職員でありながら、長野県庁の問題についてブログで書くことについて、そういう批判がありうるのではないかなあとは、思う。「思う」どころではなく、真剣に悩んだ。指摘してきた長野県の問題とは、住民側に立っての見方。黙っていればそのまま過ぎていったものを、わざわざ炙り出して公表することは、県庁から見れば「敵」ではないか。
でもね。
こんなブログなんか、不必要であってほしいと、いちばん強く思うのは、小職自身。
小職は、いきなりブログには書かない。その前に、組織内で、問題提起を行っている。それは、イントラネットの職員電子会議室(JSN)であったり、職員提案制度であったり、するわけだけれど。そこで、前向きな回答があったり、または現状が尤もだと思える合理的な回答があれば、それで終わる話。でしょ?
一部の例外をのぞき、よくて説明にならない説明がつくか、無視かの何れか。
あとは、人事課のように、上役を通して圧力をかけてきたり。いいね、それやろう、と言っておいて、実際はやらないというパターンも何回かあったな。
それにねえ。小職は、大概の場合、問題点を指摘するだけではない。改善案を示すように、心がけている。まー言ってみれば、「提案型」の批判。だから、非建設的な批判を行っているという意識は、ない。
さらに、提案ていっても、ハコもの造れなんてのじゃなくて、運用の改善や、殆ど予算措置を伴わない施策の提案程度のハナシ。やろうと思えば、必ず実現できると、小職は思う。非現実的なことを提案しているのでもない。
JSNでは、実名を出して、提案している。その意味は、軽くはないと、小職は思う。そもそも電子会議室という資産は、県民からいただいた税金により設備投資し、整備したシステム。設備投資したからには、きちんと活用されねばならない。電子「会議室」というからには、そこで議論が行われるように推進するのが、活用のあり方のはず。有益な議論が交わされれば、それが、県民の利益に結びつく。
でも、そういうリクツが通らないのが、県庁なんだよ。設備投資しておいて、活用しない。民間じゃ考えられないでしょ(笑)。効果が上がらなくても、何の痛痒も感じない。せっかく発言があっても、放置される。何も変わらない。
フツーの感覚なら、発言があった、でもレスがつかないなんて場合。電子会議室の主催者が、水面下で、担当セクションに発言を促す程度のことは、思いつきそうなもんじゃない。でもなーんにもしない。
ちなみに、イントラ電子会議室の担当課は、広報課だけどね。
話をもどして、ここに書くことは、すべて(10円戦争は除く。これは個人が経験したサービスについての苦情だからね)、長野県庁組織の中で、長野県庁が自ら定めたルートで、指摘している。にも関わらず、一顧だにされない。組織内で、自主的に改善できないなら、外部から、または外部に対し、訴えるしかないではないか。
内部で発言すると放置され、外部から、目安箱を使えば、5営業日で回答がある。そんなのおかしいでしょ。そんなの、自分で変えなきゃ。でも、できない。なぜだ? できるはずじゃん。外部顧客である県民に対して行う同じサービスを、内部顧客である職員に対して行うだけの話だよ。外部からの提言に対してよりも、内部からのそれのほうが、レスポンスが悪いというのは、どー考えても、おかしい。
読者の中には、長野県庁の方もいると思うけど。あなたがた全部が、官僚主義者であるとは、小職は思わない。でも、黙っているのは、官僚主義に加担しているのと、同じだよ。
そこを、考えていただきたい。
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