【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


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2010年12月24日金曜日

長野県の広報の弱さ、改まる気配なし

最近、広報課への忠言が続く小職。確か、以前にも、何回か提案を書いたはず。ログを検索すると、あったあった。
ファイルには、2007年9月13日の日付がついている。広報で最重要の媒体であり、自分でどうとでもコントロールできるホームページの構成の、おざなりな点を指摘したつもり。

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たとえば、トップページの「ヘッドライン」からリンクが張ってあるこのページ。「長野県政 この1年間の主な実績(平成18年9月~平成19年8月)」http://www.pref.nagano.jp/soumu/hisho/seika/omonajisseki%20omote.htm

トップページのそのまたトップ、しかも「ヘッドライン」。重要なコンテンツですな。ただし、その重要性とは、県がアピールする必要度が高いという意味で、県民生活上必須の情報であるという意味ではない。早い話が、村井はこれだけ皆様のお役に立ってますという、宣伝、プロパガンダのページ。読んでもらわなきゃ意味がなく、その工夫を、最大限凝らすべきコンテンツ。というよりも、よほど工夫しなければ、読んでもらえない内容。

...の筈なんだけど、トップからワンクリックした先には、見るべき情報が何も「ない」。実績をアピールするコンテンツは、その更に奥に配置してあるのだ。このページは、「この1年間の主な実績」への、単なるリンク元というだけのものになってしまっている。

僕なら、ここで、もう見る気をなくす。アピールする気概や、せっかく「県の実績を見てやろうか」という気持ちになってくれたユーザーへの配慮が、全く見えないからだ。なぜ、ここにすぐに成果を列記しないのだろうか。

しかも、いちばん上に配したリンクが、ご丁寧にPDF形式になっている。これが、更に気分を壊す。PDFというだけで、「くそ重いファイル」を連想し、ユーザーは敬遠してしまうだろう。実際、このpdfを閲覧しようとすると、えらく時間がかかる上に、僕の使っているバージョンのビューアーでは、エラーが出てしまった。

さらにさらに理解に苦しむのは、このPDFファイルのリンクの真下に、html版のリンクを配置してある点。つまり、コンテンツをPDFでしか作ってないから、やむを得ずにこのような体裁をとっている、のではないのだ。「ヘッドライン」をクリックしたら、真っ先に表示させるべき内容が、こんなところで眠っている。なぜ最もアピールしなければならないものを、なるべく下に、奥に隠すのだろうか。

で、ここをクリックして、いよいよ「この1年間の主な実績」に対面すると、そこにはお役所言葉の字面だけが、延々と並んでいる。
この「実績」自体にも、首を傾げてしまう。例を挙げよう。

平成16~27年度で251,400ha計画
平成19年中に提言を取りまとめ(予定)
目標年度:平成22年度
耐震化を平成27年度までに完了
平成23年度を目標に推進
消費生活条例の制定に向けた検討に着手

計画・予定・目標・検討着手。これらを、「実績」と呼ぶのだろうか。
まあ、業績評価シートに業務目標を書いたら、それが即実績となる理屈で、ありがたい話ではある。


だが、予定や計画が実績であるなら、選挙公約だって予定や計画の一種だ。立候補すれば即実績になってしまっているわけで、当選後の仕事としては何も実績として残せなくなってしまう。いくら何でも、これでは都合が悪い。

冗談はさておき、この「実績」の背景は、おそらく次のような発想だろう。

『自分の部署が、知事の実績に貢献しているとアピールしたいし、よそよりも貢献度が低いとまずい。だから、あれもこれも、とにかく入れておけ。おかしけりゃ、広報で切るだろう。』

実績を最大限アピールしたいというのは、組織の健全な欲求でもある。とにかく情報を上げて、そのコントロールは、広報担当部署に任せるという発想も、組織としては間違いではない。

しかし、そこにあるのは、県民に対する説明責任というよりは、むしろ、知事に対するそれだろう。その結果が、水増しと強弁による「実績」だ。
要は、バランスの問題であり、情報の内容と過不足の整備は、誰かがコントロールする必要があったのだ。内向きの論理で語られた言葉は、外にそのまま出すのではなく、誰かが翻訳しなければならなかったのだ。
宣伝であれば、当たり前の話ではないか。

広報課は、このような打算による不自然な「実績」を、県民が評価すると考えているのだろうか。そのような広報を通じて、県への信頼が増すと思っているのだろうか。
県民を侮ると、県民から侮られるのは、いちばん上に立つ人間だ。それを理解しない宣伝マンに任せなければならないとすれば、知事は不幸である。

このページを作ったのは秘書課のようだが、素人の作るホームページなんて、まーこんなもんでもしょーがない。問題なのは、秘書課のコンテンツ制作の技量や情報整理の能力ではなく、トップのトップのそのまたヘッドラインに配したプロパガンダ目的という、戦略的に「超」重要であり、最大級の気合で創らなければならないコンテンツを、こんな程度のまま公開してしまう、今のWebSite信州の管理・運営体制にあると、言わなければなるまい。

一体、広報課は、この「超」重要な広報案件の監修を、どのように行ったのか。行っていないならば話にならないし、行ってこの程度ならば、...えーと、なんて言ったらいいか...もっとがんばって、としか言いようが...。「コンテンツ自体に魅力や活気がない印象を抱きました」なんて、言われないように。
http://www.u-works.co.jp/jichitai/2007/nagano2007.php

前職がやりすぎだったから、意識的に抑えようとして、抑えすぎになってしまっている、というわけでもないみたいだし。広報課は、広報のプロとして、しっかりと、リーダーシップを発揮していただきたい。

「長野県政 この1年間の主な実績(平成18年9月~平成19年8月)」を、
総じて評すれば、実績をアピールするページなのに、読後、必ずしも、県に対するイメージアップが実感できない。
無理やり捻り出した「実績」や、お役所言葉の羅列に、読み進めるほどに、だんだん読む元気がなくなってくる。数だけはそろえたけれど、全部目を通してくれるユーザーは、どの程度いるのだろう。
たぶん、このページから得られる宣伝効果とは、その逆効果で帳消しにされてしまう程度のものだろう。

例えば、メインのコンテンツとして、「本当の実績」だけを提示し、目標やら計画やらは、推進中の案件として、下の方に別項目として整理したら、どうだったか。その方が、余程潔く、スマートであり、正直であり且つ分かりやすかった筈だ。

Flashばりばりの、見栄えバッチリなコンテンツを、金を積んで委託で作れ、と言っているのではない。写真を配して県民の理解を助けるとか、いくらでも工夫のしどころはあった筈だ。見やすく、操作しやすく、腑に落ちるページを、一生懸命工夫して作れば、その情熱は伝わるのではないだろうか。

奇しくも知事は、「公務員として、誇りと責任をもって、仕事に対する情熱を胸に、職務に立ち向かっていただきたい」と、言っておられるのだ。
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してもいないことを、「した」と強弁する長野県の体質も、このときから改まってないね。 それを諌める役を、広報課が放棄している点も。

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