「旧金箱家住宅は、明治時代初期の町屋(商家)として、主屋、土蔵、薬医門等の建物と泉水路や池が一体となって良好な屋敷構えを構成し、明治時代初期の有力商家の暮らし振りを伝える貴重な歴史的建造物である。現在は長野市が所有しており、市では旧樋口家住宅及び旧前島家住宅に続き、地域の貴重な歴史的建造物として保存整備し、松代城下町の観光拠点の一つとして利活用することを目的として、国土交通省まちづくり交付金を援用し、平成23~26 年度に庭園を含む建物の保存整備工事を計画しているところである。」
(長野市・旧金箱家住宅整備活用計画策定業務委託仕様書)
というわけで、12月17日、長野市教育委員会「旧金箱家住宅活用ワークショップ」の初会合に参加。お互いの自己紹介後、早速、現地へ。
スッキリ晴れた日でよかったねー。見えてきました、金箱邸。
ありゃりゃ、壁がボロボロだよ。
門の上のかわらは、細かい細工。かっこいい。でも...
中はこんな現状です...
池。ちゃんと手入れすれば、きれいになるんだよね(汗)
嗚呼、このトイレのカバーが懐かしい。
立派な神棚
蔵のつづらを開けたら、雑誌やら手紙やらが、まだそこに。
(手紙の差出人名は消してあります)
蔵の内側には、びっしりと鉄格子が張り巡らされている。商家の蔵ゆえとか。
天井にフォーリーブスのピンナップ発見
屋内で保存されているシャチ瓦。ここでも、瓦にはこだわりが。
蔵の軸組み
建物の配置図
参考に、武家屋敷の樋口・横田・前島家(順不同)も見せてもらったけど、全然違う。武家は、端正な佇まいで、間取りに秩序が感じられ、かっこいい。金箱邸は、「なんでこんななん?」と思わせる構造が盛りだくさん。背の立たない中2階とか、2畳程度のロフトとか。
感想を出し合った。
「壁に貼られた包装紙とか、そのまま生かせないものか。今あるもので生かせるものは生かし、生活のリアリティを演出しては。気軽に、自由にアクセスできる建物に。子供が遊べるような。格式の武家と、自由なイメージの商家で、キャラ分けをしては」
というようなことを、小職は述べた。
次回以降、どう展開するか。思ったよりも、楽しめそう。何か意見のある読者さんがいたら、参考に聞かせてください。
ここまで読んでくれて、ありがとう&お疲れさまでした。
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