★★★広報課の本気度を問う(2) 目安箱検閲の件★★★
まずお詫び。
先に発表した「広報課の本気度を問う(1)」について。
小職は、広報課の「"見える県政"発信力向上プロジェクト」の本気度に対して懐疑的であるが、だからといって、心ある職員の真摯な提案を妨げる意図はない。そのように受け留められた読者がいたとすれば、小職の筆力の至らぬ処であり、お詫び申し上げる。
本日は、提案の締切日である。多数の提案があること、また広報課が、それを「本気で」活かすことを、祈念したい。
さて、知事の指示により、広報について改革を目指すとのこと。誠に結構。
小職は、広報課が、目安箱投書・回答の公表において、要らざる検閲を行い、長野県の責任の所在を不明確としている旨、前稿で指摘した。
"見える県政"を目指すからには、検閲という、"見えぬ県政"を改めるのが、論理的帰結であるはずと考える、小職のロジックの方が狂っているのか。阿部知事就任後も、検閲は踏襲されて、改められる気配がない。
広報課によると、公共事業の担当機関名を伏字とする検閲は、質問者のプライバシー保護のためであるらしい。
どういうリクツで、担当現地機関名を明示することが、プライバシー侵害になるのか。理解できない小職は問うたが、未だに回答はない。
ところで、公開済みの目安箱投書・回答を、検証してみた。過去3年分の、公共事業関係の投書・回答のうち、担当部署について言及したものを、全て抜き出したのが、下表である。余談だが、公開されている投書・回答は、内容で分類されており、非常に検索しやすく、操作性には優れている。
ご覧のとおりである。
担当現地機関名の全てが、伏字にされているわけではなく、40%程度は、検閲をまぬがれている。この違いは、何に由来するのだろうか。
広報課の言に従うと、投書案件によって、担当機関名を明かすことが、プライバシー侵害になる場合と、ならない場合が、あることになる。その分かれ目は何だろうか。小職は、投書・回答を全て読んでみたが、まるで分からなかった。読者は、分かるだろうか。
質問者へのプライバシー配慮というリクツが「本気」のものならば、これらは常に検閲の結果、伏字となっているべきではないか。
ちなみに、常に担当機関名称が明らかにされる場合がある。それは、「国道事務所」等の国の機関の場合だ。国の機関名だと、明示してもプライバシー侵害にならないというのも、分からない。
小職は、長野県庁職員に不足するのは、サービス品質を向上させるという意識ではないかと、以前書いた。
広報課のサービスは、品質が一定していない。客観的にそう見える。
行政サービスの品質は、一定でなければならないのは、明らかだろう。行政サービスの品質が一定でないなら、それは公平公正な行政ではない。法の下の平等が、実現されていないことになる。
「プライバシー保護」などという大義を示しているが、本当にそうなのか。「本気」でそのような思想に立ち、合理的な論理により運用しているのであれば、小職は謝罪しなければならない。だから、運用の論理・基準を示してほしい。
ここまで読んでくれて、ありがとう&お疲れさまでした。
↓ Clickして、小職にパワーを送ってください! (^人^)ナムナム ↓
↑ Clickありがとう! 人気ランクがアップするんですヽ(^◇^*)/ ↑
0 件のコメント:
コメントを投稿