【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


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新ホームページ作りました。

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2010年12月20日月曜日

長野県知事直轄で管理すべき広報があると思うのだが

ここで、問題です。
現代において、最も重要なPR媒体は、何。

...はい、正解。Web以外に、ありえない。
ホームページの構成に、トップが直接口を出す。そういう企業・自治体は、少なくないはず。

特に、トップページの構成と、そこから誘導しようとする一部の重要なコンテンツについては、広報戦略上の管理が行われるべき。大体、長野県ホームページのトップは、ひじょーに見づらい。長野県が隣接する県全てと比べても、最も見づらいと言ってもいい。

それはさておき、信州・フレッシュ目安箱は、小職が考えるに、重要なコンテンツに該当する。
どうして重要と判断するのか。ぶっちゃけた話、知事の票に直結するからだ。目安箱は、長野県ホームページで、殆ど唯一、県民と県庁が、直接コミュニケートできる場である。ここで、ロクでもない対応だと、知事は、次の選挙の票を逃がす。しかも、質問してきた当事者だけでなく、公表された回答を読んだ、他の県民の不興を買う可能性だってあるのだ。
逆に、よい対応で県民に感心してもらえれば、票を確保できる。たとえば、良い対応として、どのようなものが考えられるかについては、小職の考えをここに書いた。
http://naganokencho.blogspot.com/2010/09/blog-post_28.html

目安箱という公器を使って、現職の強みを発揮するも、その逆になるも、対応一つ。だから、ここは、知事が自分の責任で、熱心に管理すべきなのだ。まー役人に任せて、票を逃がしてもいいという、鷹揚な考えなら、別にいいんだけどさ。

「票」なんて、余りにも直截なものの言い方に、眉をひそめた方も、いるかもしれない。でも、有権者を大事にするという姿勢は、経営品質を確保する上で、最も重要かつ強力な動機たりうるんじゃなかろうか。いいじゃん、動機は不純だって。県民の満足度と福祉が向上するなら。

なんで、こんなことを書くかというと。どうも、その辺が、怪しいんだよ。情報公開請求したところ、広報課から、知事宛てに、目安箱の回答状況について、報告はされている。





だけど、公開された文書を見る限りでは、知事に渡った報告は、非常に軽く扱われている。この報告文書に、秘書課が設定した文書保存年限は、わずかに1年。1年というのは、最も短い保存年限。軽易な文書との認識でなければ、1年という保存年限は、ありえない。




秘書課は、収受日付印を押すことさえも、してもいない。文書を受付けしたら、収受印を押印するというのは、どの役所でも最初に新人が仕込まれる、ごくごく基礎的で定例的な事務であるはずなんだけど。
回覧や、決裁等の、何らかの事務処理が行われた形跡も皆無。秘書課がつけたポストイットがなければ、秘書課で保存していた文書かどうかも、客観的に判別できないほど。
文書を取得したら、最低でも係内で回覧しておくのが、小職の知っている長野県庁の文化。回覧もしないで、奇麗なまま残っているのは、何故だろう。知事への報告なのに、知事自身が目にしたかどうかも、これでは疑わしい。

目安箱への県民からの質問は、大抵が、行政への不満や疑義がもとになっている。その上、勝手に伏字にしちゃってるし。うがった見方をすれば、秘書課は、都合の悪い情報を、知事に見せたくないんじゃないかとも、思える。

で、情報公開された文書交付の窓口となっている、行政情報コーナーを通じて照会してもらったところ、秘書課の回答は次のようなものであったらしい。

「知事に手渡して、目を通していただいて、また返してもらって、そのまま保存している」

へー。文書事務のありかたとしては、リアリティに溢れた回答だなあ。知事にお見せする文書に、収受印も押さないんだ。それに、普通は、担当者・係長・課長と、回覧印押すけどね。官僚出身の知事が、そういう文書の取り扱いで、よしとされたとは、不思議。

知事。小職は、これでも、貴職に票を入れたんです。票を逃がさないようにしてくださいよ。貴職の部下の監督が出来ていないと、批判しているのでは、ありません。心配して、申し上げているのです。

ここまで読んでくれて、ありがとう&お疲れさまでした。
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