【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


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2011年2月14日月曜日

総合計画ご意見募集中―長野県経営品質大賞を狙え。

長野県庁企画部では、平成24年度から5年間の、長野県総合計画について、意見を公募中。 現行計画が24年度までのものだから、1年前倒しで、次期計画を立案するということだね。阿部知事、がんば。

2月10日に、「 意見募集のため、ポスター及びハガキ付きリーフレットを県の機関や、市町村役場、高校、大学、コンビニエンスストアなどに掲示・設置」したとのことなので、読者の皆様は応募してみては。
「これからの長野県の姿を表す言葉(キーワード)」なんかでもいいらしいから、お気軽に。電子メール・ファクシミリでも受付中。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kikaku/kikaku/newplan/index.htm



期限は6月30日(木)まで。十分時間はあるけど、そう思って油断してると出しそびれてしまったりするもの(あるある)。思い立ったが吉日。お早めに。

小職も、提案しようと思っている。
一つは、長野県庁の経営品質に関すること。これについては、今までにも、記事にしてきた。
http://naganokencho.blogspot.com/2010/09/blog-post_28.html
http://naganokencho.blogspot.com/2010/09/blog-post_30.html

長野県では、ちょうど「長野県経営品質賞」が創設されたところ。
http://iikeiei.jp/index.php?id=34

これにエントリーして、長野県庁が長野県経営品質大賞(信州賞)を目指すなんて、いいと思わない? 

もう一つは、予算における県債の発行額について。
平成23年度予算案は、「当初予算における県債発行額は、前年度当初予算額の範囲内とする。なお、国の地方財政対策の動向を注視しつつ対応するとともに、県債残高については、地方の財源不足を過度に臨時財政対策債等の起債に依存しないような制度の確立を国に対して強く求めつつ、中長期的な視点で、その縮減を図る」という方針の下で、編成された。今後も、この方針を踏襲してほしい。
臨時財政対策債は、後年度、国の交付金で負担されることになっていて、一般財源と同じようなもんだから、使わなくちゃ損。みたいな風潮もある。だけど、結局それは、国民の負担にはねかえってくる。
長野県は、自律的にこれを抑え込んだ。そうすることで、「地方の財源不足を過度に臨時財政対策債等の起債に依存しないような制度の確立を国に対して強く求め」る発言権を得ようというわけだ。長野県が、全国の自治体の財政改革のイニシアチブを取る戦略は、もっと喧伝すべきだ。

ここまで読んでくれて、ありがとう&お疲れさまでした。
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