http://naganokencho.blogspot.com/2011/02/blog-post_04.html
平成20年度「観光旅行者流動調査業務報告書」の、第5章「旅行商品造成部門から見た長野県について」なんだけど。
観光企画課課長補佐に電話で話を聞くまでは、小職、この章だけは、長野県が直接調査したんだろうなあと、思っていた。
というのはさ、旅行業者1社にインタビューして、それをそのまんま、書いただけのものなんだよ。文量は、たかだか2ページ。
http://www.pref.nagano.jp/kanko/kankoki/ryudo/ryudo.pdf
しかも、2ページ目は、1ページ目の箇条書きを、地の文に書き直しただけで、内容は殆どが重複している。実質1ページの調査。これだけ。
調査の趣旨といい、規模といい、こんなもん、委託に出してやるような調査なんだろうか。観光部が自ら、インタビュー先のJTB 中部メディア販売部に出向いて、頭を下げて教えを乞い、直接聴取すべき。そうじゃないから、生きた調査にならない。意味が分からなくても、放置してある。「長野県内施設の旅行商品造成側から見た長野県来訪者の動向やトレンドなどを把握する」という目的が、達成できていない。
委託された業者だって、観光のツボが分かってないから、この程度のインタビューしかできない。
そーもそも。旅行業者の意見を聴いてマーケティングするなんてのは、観光部の日常業務と思っていたぞ。日々の意見聴取が出来ていれば、それをまとめるだけで、これより立派で意味のある報告書ができるはずだとも。
1千万歩譲って、旅行事業者の意見聴取を、丸投げにするにしても。こんな、実質1ページの調査じゃ、完了検査不合格でしょ。「北陸の食って、具体的に何か、ちゃんと聞いて来い」、「『今まで知らなかった観光素材』って、それがどんなものか聞いて来なきゃ意味がないだろ」と、そのぐらいの指示出すべきでしょ。じゃなきゃ、公金を支出する意味なし。監査請求したろか。
机の上で、紙だけ作ればいいと思っていると、魂のこもった行政にならない。その事例が、また一つ明らかになってしまったよ。とほほ。
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