【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


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2011年5月12日木曜日

テレビの中の小職

本日1816時からの、テレビ信州「報道ゲンバ」で、小著「長野県庁の『不都合な真実』」と小職が、取り上げられた。正直、どんな形であれ、メディアにのることは、うれしい。本も売れるでしょ。
小職の主張を一方的に流すのではなく、阿部知事・議員のコメントも採用するなど、バランスのとれた構成であったと思う。
ただ、欲をいえば、もう少し冷静に、正確に報道していただきたかった。少なくとも、仕分けで浮いた2000万円を議会が「見落とした」という表現は、小著では用いていない。戸惑う議会というのは、演出だろう。

さて、テレビ信州の報道の姿勢への評価はともかくとして。
正直、目安箱の「検閲」問題についての、阿部知事のコメントには、失望した。

「質問したひとが特定されてはいけないとか、役所にはいろいろあるわけで、小泉の言うことが必ずしも正しいとは言えない。」

まー概ね、こんな趣旨の発言であったと思う。
知事の、住民と行政の間の壁を乗り越えるためには、情報の共有が必要であるとの説とは、ではどのように整合するのだろうか。
「検閲」された目安箱の回答について、情報公開請求すると、あっさり公開されることが殆どであることを、知事は小著を読んだなら、知っているはずだけど。公開されなかった1件についても、異議申し立てで小職が勝つだろうし。
「阿部知事の、情報の共有の理念を、具体化した本」と、小職は取材に対して答えているのだが。

長野県庁は、小著の出版を逆バネとして改革するチャンスを、逃しつつあるのだろうか。それが何より残念だ。
放映されなかったが、小職は、「出版の目的は?」との質問に対して、こう説明した。

「長野県職員のための出版とも考えています。この本を読んで、このままでいいと思う職員は、少数ではないでしょうか。職員も、おかしいと思いながら、仕方がないと諦めているかもしれない。わかっちゃいるけどやめられない、ということが多いのではないでしょうか。そういうことがあるなら、この書を契機として改めていただきたい。お互いに提案しあい、自ら改革し続ける県庁になってほしい。そして、職員が生き生きと、誇りを持って職務に当たれるように変わってほしい。その結果として、活力のある行政、住民福祉の向上が実現してほしい。住民とともに歩み、尊敬の対象である長野県庁であってほしい。」

小職は、長野県庁と職員を助けたいのだ。貶めたいわけではない。

小泉一真

1 件のコメント:

  1.  結局ビデオの録画に失敗して見れませんでした。「1816時」って18時16分のことだと思って録画したんですが全然違うコーナーを録ってました(苦笑)。

     上のコメントを見ると著書の内容を視覚化した組み立てだったようですね。一部作為をまじえて。twitterを読むと、おそらくテレビ局の狙ったとおりの反響だったと見ました。県庁内の現状を見せて県民の反感を煽るような。

     最近のマスコミは「俺たちは国民に気持ちを代弁しているのだ」という思い込みが強すぎるんじゃないでしょうか。政治家が「国民が!」とか「国民は・・・」と水戸黄門が印籠を出すように「国民」を出す。それと同じことが感じられます。東京電力の幹部が頭を下げたのは「俺たちが下げさせたんだ」という臭みを或る週刊誌から感じたのが始まり。

     だから今回のテレビ放映は小泉さんの著書に乗って県庁を「告発した」心算になっているかもしれませんね。そうでなければ、カットされた小泉さんの本当の気持ちを放送したはずです。

     見てなかったので見当ちがいなことを書いたと思います。まちがっていたらお知らせください。

      ほりごめ

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