【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


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2011年5月17日火曜日

某議員/某職員と懇談-長野県庁の南端部軽視への考察

昨日、木祖村の星梓氏と懇談。「某議員」とタイトルに書きながら、名前出しちゃうけど。議員ご自身も、ツイートで触れてるから、いいかな。

お役所の話題で、盛り上がった。
一生懸命よい仕事をしていた若手の役人が、上司から、「一生懸命仕事するな」と注意されたというエピソードが、印象に残る。あまりよい仕事をすると、後任がそれだけの仕事ができない、というのがその理由らしい。

うーん。まあ、行政品質をそろえるというのは、大事な発想かもしれないけれど、それにとらわれすぎている。というより、正しく理解できていないんじゃないかなあ。今や公務員も、業績目標と管理が要求される時代なんだけど。

某長野県職員と懇談。何年か前に、木曽谷に異動してきた人物。
木曽への異動内示が出るや、「何かやったんか」と、本人に尋ねるデリカシー欠乏症職員がいたとのこと。
木曽だろうとどこだろうと、この職員は燃えて仕事をする人。だけど、やはり県庁の風潮としては、一般的に、南の端への異動は、飛ばされた人事という感覚なんだよね。その中で、モチベーションを維持するというのは、辛いと思う。
小職にも似た経験がある↓

http://naganokencho.blogspot.com/2011/02/blog-post_09.html

木曽や下伊那への異動を「左遷」と評する風潮や文化は、左遷された人物が作ったわけじゃない。そういう風潮や文化に責任をもつべきなのは、人事担当部署。
南端を軽視する県政を批判する目を持たないと。木曽への異動は左遷とする現実が、不快であるとするなら、批判されるべきは、左遷された人物ではなく、長野県庁。

木曽川右岸道路が、いつまでたっても繋がらないのはなぜか。
殆ど改善されていない現状の木曽谷の消費者を無視して、 ガソリン価格表示制度の運用を止めているのはなぜか。

左遷された職員を非難したところで、これら県政の現実は変わらない。  
 
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3 件のコメント:

  1. 住民投票を実施するための条例制定を求める署名活動に参加されている様子がテレビのニュースに映っていましたが、わざわざお仕事をやすんでまで合流されたのでしょうか?
    こういった活動も大事ですが、運動は一カ月は続けるようですし、土日は協力するとしても、県の公僕であるという立場上、やはり平日はご自分の職務に専念すべきではないかと思います。
    少し独りよがりな考え方かも知れませんが、どうでしょうか?

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  2. 匿名様:
    はい。小泉は今、長野市住民投票条例制定請願の署名収集を受任しています。公務員の職務専念義務に違背する活動とはなっていません。さまざまなお考えがあるでしょうが、公務員の公務外の活動について、皆様のご理解をいただきたく存じます。でないと、公務員が、のびのびと地域と社会について考え、活動し、その経験を公務に反映させることができません。それは結局、住民にとっても不幸なことではないかと存じます。

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  3. 私は下伊那郡に住んでいます。やはり県庁から見ると南部=左遷と言う構図なのですね。当時リニア中央線ルート問題時も直線性=リニアリティなのに、そこを無理矢理曲げる村井論理に驚愕しました。しかし小職さんのブログ見たらなるほど!、左遷と言う価値の地域にはリニア何ぞ宝の持ち腐れと言った県庁の思考ならああ言った発言が出るのもうなずけます。
    これからも興味深いブログ期待しています。

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