【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


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2011年3月18日金曜日

小著「長野県庁の『不都合な真実』」への書評-ってまだ発売前だけど

著書についての情報は、小出しにする作戦の、小職です。

書名については、「長野県庁の『不都合な真実』」と決まりました。ブログ読者の皆様からのアンケート結果を、重視しました。
http://naganokencho.blogspot.com/2011/03/blog-post_08.html

この書名は、小職自身の考案です。『不都合な真実』って、パクリですけど、インパクトがあって分かりやすいので、色々な本がパクってます。

で、本の詳しいデータは、こちらの版元さんのホムペにあります。
http://www.kawabe.jp/

B6判230P 1470円(税込) ISBN978-4-906529-68-1 
2011年4月3日発売予定

全国の書店でお買い求めいただけます。売り切れ必至。急いで予約しましょう(笑)
ただし、長野市から遠ざかるほど、流通するのは遅れるらしいです。地震の影響がないかも、気になるところ。
版元さんによると、装丁デザイナーは、一読後「面白い」と言ってくれたそうです。

発売前なのに、早くも反響が。

「地方公務員拾遺物語 別館」
http://kkmmg.at.webry.info/201103/article_25.html

↑このブロガーさんも公務員である模様。文章は丁寧で、センスもある。小職よりもこういう人に本を出してもらいたいぐらい。ご丁寧にも、「そんな本出して処分くらったらどうするんだ」的なご忠告メールを、小職に下さいました。
無理ないです。最初は、版元も「よく考えろ」と言ってましたから。今でこそ、「建設的な提言になっている」と言ってくれてますが。
この種の出版のリスクは承知してますし、弁護士に相談もしてます。まーでも、出版には、リスクに見合うだけのメリットもあるだろうと。そう考えて、決断しました。
「リスクはあると知ってるけど、出す。だから宣伝して」とお願いしたら、ほんとに記事にしてくれました。多謝。発売前なので、「注目し期待する」といった趣旨の文章ですが、ありがたいことです。

信用失墜行為にならないかと心配しておられますが、役所の実態を書いて信用失墜に問われたというハナシは、聞いたことがないです。そんな処分したら、世論がだまっていないでしょう。信用失墜行為とは、基本的に非違・非行によるものと理解してます。
資料も、殆どが情報公開請求によって入手したか、情報公開条例に照らせば、公開が相当と考えられる文書です。だから、守秘義務のうえでも問題なし。
それから、現役公務員による出版活動の例は、意外とあります。堺屋太一氏が通産省に在職しながら書いた、「油断!」とかね。表現活動は、兼業禁止としにくい業種のようです。禁止すれば、憲法の「表現の自由」に抵触する可能性があります。

「『公務員は24時間、いつでも公務員である』
・・・とは、私の先輩が伝えてくれた言葉です。

公僕として、時間外に、何を為したか。
そして、どう評価されるのか。
それを見届けましょう。」

自分の半分は、公務員でないと思っている小職には、痛い指摘です。でも、いい結語ですね。こういう文章、嫌いじゃありません。
 
ここまで読んでくれて、ありがとう&お疲れさまでした。
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