【小泉一真.net】とは

職員・組織の意識改革を目指して、実名を明かし、情報公開請求とブログで戦ってきた、長野県庁元小役人・小泉一真(こいずみかずま)。平成23年5月16日、長野県庁「卒業」。民間人の彼に、何ができるか-「俺の体を斬ってみろ。シナノ・オレンジの血が流れてる」


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2011年7月10日日曜日

市長コメントが理解不能/住民投票条例の直接請求について

ブログの更新が滞っていた。書きたいことがないわけじゃないんだけど。
話が前後するけど、7月7日の信濃毎日新聞によると、7月6日、長野市民会館・第一庁舎の建て替えを問う住民投票条例を議会に直接請求する趣旨の署名は、有効なものが22,843人で、直接請求は成立する見込み。

同じ7月6日、直接請求成立すると見込まれることを受けての、市長コメントが、小泉には理解できない。

「議会と理事者の間で話し合いで決めてきている。二元代表制を崩すものはあり得ないと思っており、住民投票をやることについては賛成できない」

小泉が考えるに、「二元代表制」とは、市長と議員を、それぞれ長野市民が、それぞれ別々に選挙で選ぶこと。行政である理事者と議会とは、それぞれ相互にチェックしあう関係にあるのが、二元代表制。ところが、市長は、「議会と理事者の間で話し合いで決めている」という。二元代表制の緊張感がない、ような印象を受けるんだけど。「議会の採決を経ている」と言うなら、分かるんだけど。

二元代表制の趣旨を崩しているのは、住民側ではないんじゃないかな。というより、そういう感覚が、そもそも住民投票が必要だという市民が、2万2千人いたことの、一つの理由になっているのではないかな。

小泉一真

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6 件のコメント:

  1. 地域行政を進めるための二元代表制では決められない問題があるというのが大前提、ということですよね。

    では、住民投票で決めなくていい問題との違いはなんなのでしょう?「事案により」なんでしょうか?
    多くの民意を反映しなければならない事案と、理事者と議会の話し合いで決めてもいい事案がある?
    二元代表制自体が、本来は民意の反映でなければならないと思いますし、そこで選ばれて市民を代表して考えてくれる議員や市長が、実は民意を反映していないとなれば、首を挿げ替えるか、制度を変更するかしかないように思います。
    この住民投票を求める運動というのは、以上のような私の視野の狭い考え方とはまったく別の意味合いでおこなわれているものなのでしょうか?
    こうした運動によって、意思決定のあり方が破綻していることを示す政治行動でもありますよね。
    なんか、最近この問題がよく分からなくなってきました。

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  2. 住民投票って、言葉自体が魅惑的ですよね。民主主義って感じ。二元代表制とかいう難しい事考えないで署名した人も身近に何人かいるよ。でも市民会館についての投票って、具体的にどんな風になるのを望んでるのかな。一口に言うのは簡単だけど、選択肢は幾つもあるよね。どうやって、誰が絞るのかな。市へ丸投げ?その後、何か起こった時に責任取るのは誰?住民投票を決めたのは市なんだから、市になるのかな?今日の新聞、そこまで知りたかったな。

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  3. 住民投票で決めなければならない問題は何かというのは、難しい問いですね。原則的には、間接民主制の代表である議会の意思決定が、市民の民意であるはずです。ところが、実際の民意と、議会・行政の意思とがずれていると市民が感じるときは、ありえます。直接請求権は、そのような場合を想定し、議会に民意を示す機会を与えた制度だと考えます。
    一方で、議会が自ら住民投票を提案する場合もあるわけで、平成の大合併の際には、合併についての意見を問う住民投票が行われる場合が、よく見かけられました。自治体経営の将来に大きな影響を与える事案は、住民投票により、民意の確認をする必要があるという考え方だと思います。
    長野市庁舎・市民会館の建替えは、百数十億円の費用を投じる事業ですから、自治体経営の将来に大きな影響を与える事案といえるのではないでしょうか。市役所・市民会館の建替えの問題は、「住民投票になじまない」という考えもあるようですが、小泉はそうは考えません。

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  4. 7月14日に、住民投票条例案が議会に本請求されました。この条例案が、そのまま可決される場合も、否決される場合も、可能性としてはありえます。条例案の一部を修正して、選択肢を整備するという考えも、実際に市議会の会派によっては、あるようです。
    住民投票を実施することとなった場合、住民投票が有効に成立すれば、その結果に責任を持つのは、市民ということになるのではないでしょうか。

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  5. こう言ってしまうと身も蓋もない気がするが、市会議員を信用できないんだよ。地域の大ボスが言うことを聞きそうなのを選んで住民を無理矢理組織化して当選させているような感じ。議員になれば地域に利益誘導して何期も何期も苦労せずに議員を続けるんだもの。全体の市民のことなど考えていません。
     市民会館が新しくなれば使用料はどのくらいになるのですか。高いんだろうね。一般市民が借りられる位に設定すれば維持管理費は市の会計からの持ち出しは莫大になるんだろうね。

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  6. 残念ながら、小泉には地域ボスの後ろ盾がないので、仰るような構図はあてはまりません。西和田の推薦も、もらっていません。そういう人がバックにいたら、楽なんでしょうけどねえ。

    市民会館の使用料・維持費については、知識としてありません。長野市が今までに公表した資料の中にも、具田的なものはなかったと思います。長野市に照会してみます。

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